転職で年収アップの交渉を有利に進めるため持っておきたいオススメの資格30選

2019年8月22日資格

資格なしとありとでは転職に差が出る

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「募集要項は満たしているのに、なかなか面接まで漕ぎつけない・・・」その理由は資格の有無にあるかもしれません。 資格なしとありとでは、転職のしやすさに差が出てきます。それはなぜなのか、その理由について見てみましょう。

資格は書類選考の突破率を確実にアップさせる

資格なしとありとでは、当然のことながら採用担当者の印象に違いが出てきます。書類選考がなかなか通らないといった方は、「資格欄」が空白であるがために落ちているのかもしれません。 実際に採用担当者に聞いてみると、資格なしとありとでは書類選考の突破率に明確な差があるとのこと。 転職活動を有利に進めたいのなら、資格を取っておいて損はないでしょう。

前職の実績は目に見えにくいが資格は目に見える

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転職において重要となる部分が、「前職の実績」です。これは転職を成功させるのに一番大切な部分と言っても過言ではないでしょう。 しかし、この「前職の実績」は目に見えにくい部分。 面接時にいくら実績を説明しても、視覚的に捉えることができないため、よほど面接が得意な人でないと採用担当者の心を掴むのは至難の業でしょう。 ただ、資格は違います。

資格があることで、どれだけ勉強をしてきて、どんな知識があり、どういった仕事に役立つのか、資格名を見るだけで推測することが可能です。 また、持っている資格の難易度から、その人がどれだけ努力を惜しまない人なのかを採用担当者は計ることもできます。つまり、資格は転職時の大きな武器となるのです!

資格はたくさん持っていれば良いというものではない

「じゃあ、漢検に英検、それとソロバンとけん玉検定、取れそうなものを片っ端から取ろう!」 いくら資格が転職時に有利だからと言って、これはNG。いわゆる「資格オタク」になってしまってはいけません。 大事なのは、その仕事に必要な資格を持っておくこと。 あれもこれもと手あたり次第資格に手を伸ばすのはやめておきましょう。 確かに資格は重要ですが、そこばかりを頼りにするのではなく、あくまでも選考を通す上での1つの武器くらいに考えておいてください。

20代で夢ができたのなら仕事しつつ勉強というスタンスがおすすめ

もし、仕事を続けるうちに夢ができたのなら、勉強をするために仕事を辞めたりせずに、仕事をしつつ資格の勉強をしましょう! 体力のある20代。辛いかもしれませんが、多少の無理なら通るはずです。もちろん、体調を崩すほど根を詰めすぎるのは厳禁ですが・・・。 また、仕事で得られる経験は「やりたいことを見つける」といった点でも役立ってきます。20代は仕事を通じて「自分のやりたい」を見つける期間にしましょう。

30代で「資格なし」の人におすすめする資格ランキングTOP3

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ここからは、こういった条件の人にはこの資格がおすすめ、というのをランキング形式でご紹介していきます。 まずは30代で資格を持っていない方が、転職を考える際に検討してみてほしい資格です。 30代で資格を持たず、今から取得を考えている人は「今まで資格が1つもなかったから、給料が低かったんだろうなぁ。資格を取れば今の環境が劇的に変わるはず・・・」と考えている方が多いのではないでしょうか? 資格なしの状態では、転職しようにも結局前と同じような仕事に就く羽目に陥る可能性が高いです。同じような仕事から脱却するためにも、資格を取って根本的に仕事を変えてみませんか?そうすれば年収アップだって望めます。 そういったときに役立つおすすめの資格を1位からご紹介します。

【1位】行政書士

<資格概要>

行政書士とは、行政機関や官公署(各省庁、都道府県庁、市役所、区役所、町役場、村役場、警察署など)に提出する許認可申請書類などの作成や代理提出を行政書士法という法律の知識を活かして行う仕事です。 また、議事録や定款(会社の目的や業務執行などについての基本原則)の事実証明に関する書類や、遺言書に関する書類を書いたりもします。 代筆屋とも呼ばれており、国民が官公署へ提出しなければいけない書類や煩雑な内容の手続きを一手に担う存在です。 ただし、書類を書くことだけが行政書士の仕事ではありません。 顧客の獲得や対応も行政書士の仕事です。いかに顧客の問題に対して、解決策を出せるかも大事になります。顧客とのミーティングのために外出することもしばしばです。黙々と書類を作る仕事と勘違いしないようにしましょう。 この資格を取得することで、行政書士事務所や一般企業の法務部、また不動産業界への転職が可能になります。

<受験資格>

行政書士は年齢、学歴、国籍などに関係なく、どなたでも受験可能です。

<試験日>

試験は年1回で、毎年11月の第2日曜日に行われています。

<受験費用>

受検に掛かる費用は7,000円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

平成18年度の合格率は4.79%と大変低いですが、年々増加傾向にあり、平成27年度は13.12%と過去最高の合格率となりました。 ただ、それでも合格率は低いため、難易度もそれ相応のものになります。 受験する人は大学で法学部に通っていたり、社会人になってガッツリと法律の勉強をしていたりする人が大半を占めるため、生半可な勉強では受からないことを覚悟しておきましょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

難易度が高いため、出来れば1年半前から勉強をしておくのが望ましいです。それでも1日数時間の勉強をしないときついかもしれません。 独学でも合格は可能ですが、行政書士のスクールや通信教育もあるのでそちらを利用した方が良いでしょう。また、スクールに通うことで、そこに通う仲間と刺激し合える環境に身を置くことができます。

【2位】社会保険労務士

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<資格概要>

社会保険労務士とは、労働社会保険諸法令に基づく書類の作成や提出代行、人事や労務に関するコンサルティングが主な仕事です。 労働社会保険諸法令に基づく書類とは、健康保険や雇用保険、労災保険などの加入、脱退、給付手続きの書類や賃金台帳、就業規則などの作成となります。

また、依頼元の会社がブラック企業と呼ばれないように賃金制度や評価制度、退職金制度などの見直しや変更も社会保険労務士の仕事です。ブラック企業が問題視される近年、年々その需要は高まりつつあります。 この資格を取得することで、一般企業の人事や社会保険労務士事務所への転職に繋げることができます。

<受験資格>

社会保険労務士の試験を受験するためには、受験資格が必要です。受験資格は「学歴」、「実務経験」、「厚生労働大臣の認めた国家試験の合格」の3つの区分に分かれます。 この3つの区分からさらにこと細かく条件が分かれますので、詳しくはこちらの公式サイト社会保険労務士試験オフィシャルサイトをご確認ください。

<試験日>

社会保険労務士の試験は年1回、8月の最終日曜日に行われます。

<受験費用>

受験費用は9,000円です。 振込手数料は受験者が負担することになります。

<難易度>

社会保険労務士の合格率は平成27年度で2.6%。かなり低いものとなっています。 この結果からわかるように資格取得の難易度は、難関の一言が相応しいでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

大学で法律に触れていた人は、まだアドバンテージがありますが、法関係の知識に自信がない方は最低でも1年前から毎日数時間の勉強が必要です。 合格者の平均受検回数は4~5回と言われているので、1発で合格というのは非常に厳しいもの。数回の受検を視野に入れておきましょう。 また出題範囲が膨大なため、全範囲を覚えようとせず、ある程度の的を絞った勉強をした方が合格に繋がりやすいようです。 社会保険労務士の資格を検討中の方は、1度公式サイト社会保険労務士試験オフィシャルサイトを見ておきましょう。

【3位】ファイナンシャルプランナー(FP技能士)

<資格概要>

ファイナンシャルプランナーとは、資産設計のアドバイスを行う仕事です。 アドバイスする相手は個人や中小企業に対してで、顧客の資産に関する情報を元に的確な資金計画を立て、夢や目標をお手伝いする仕事になります。 例えば、セカンドライフの設計方法や保険の見直し、相続といった相談もこの資格を取ることで受けることが可能です。 取得することで、銀行や郵便局、証券会社、不動産、また一般企業の総務や経理への転職に繋げることができます。

<受験資格>

ファイナンシャルプランナーには1~3級まであり、3級の場合は受験資格がなく、どなたでも受けることができます。 2級は、「3級の合格」、「ファイナンシャルプランナー業務に関し2年以上の実務経験を有する者」、「日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者」、「厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者」のいずれかに当てはまることで受験できます。 転職に役立てるのなら、こちらの2級の取得を目指しましょう。 そして1級の場合は、学科試験と実技試験で受験資格が分かれています。 学科試験の場合「2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者」、「ファイナンシャルプランナー業務に関し5年以上の実務経験を有する者」、「厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有する者」のいずれかに当てはまる必要があります。 実技試験の場合「1級学科試験の合格者」、「FP養成コース修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者」、「日本FP協会のCFP認定者」、「日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者」のいずれかに果てはまることで受験可能です。 より詳しく知りたい方は、公式サイト一般社団法人金融財政事情研究会を覗いてみてください。

<試験日>

2級と3級は年3回試験があり、1月、5月、9月に受けることができます。1級は年1回で、9月に試験があります。

<受験費用>

各級により必要な費用が異なります。 ・3級:実技3,000円、学科3,000円 ・2級:実技4,500円、学科4,200円 ・1級:実技2万5,000円、学科8,900円 また、振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

資金設計が主な業務内容となるため、金融、税、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度などの幅広いジャンルの知識を深める必要がありますが、3級ならさほど難しくなく、合格率も60~70%と高めです。 2級も合格率は35%と比較的合格しやすい資格でしょう。 ただ、これが1級となると合格率は10%前後になりなかなかの難関に・・・。まずは2級を取得して転職し、給与アップのために1級を目指すといった方法が良いでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

3級は、1ヶ月勉強すれば取得できると言われており、一般常識で解ける問題も多数あります。 2級を受けるのには受検資格が必要ですが、最短で取るには上記で紹介した受験資格のうち「日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者」の条件を満たしましょう。 このAFP認定研修は1ヶ月程度で終了し、「3級を取る」という条件を満たすよりも労力と時間を節約できます。 AFP認定研修は、資格取得をサポートする通信スクールで受けることが可能です。費用は1万円から6万円とスクールによって幅があるので、よく調べてから受講してみましょう。 ちなみに2級の取得に必要な勉強時間は3~5ヶ月、計200時間くらいが目安となってくるようです。 1級は、2級取得に掛かった倍の時間を目安に勉強を行ってみてください。

40歳からの転職資格でおすすめのものランキングTOP3

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40歳からの転職で役に立つ資格が、ビルメンテナンスに関係するものです。ビルメンテナンスの仕事は、40歳からでも比較的入りやすい業界なため、歳を重ねていたとしてもさほどハンデになりません。 また、同様の理由でタクシードライバーも40歳からチャレンジしやすい仕事です。 これらの仕事に就くには、次のような資格の取得を目指しましょう!

【1位】建築物環境衛生管理技術者

<資格概要>

建築物環境衛生管理技術者とは、建築物の衛生環境を保ち、気持ちよく利用者が使えるようにビルを管理する資格です。通称「ビル管理技術者」と呼ばれ、国家資格となります。 主な仕事内容は、空調設備や給水設備、ボイラー設備、電気設備などビルに入っている設備の保守点検を業者に依頼し、それを監督するといったものです。 こう書くと簡単そうですが、ビルの管理には様々な計画を立てる必要があり、常に技術管理の目標や範囲管理基準を正確に把握しておく必要、さらにビルの建築構造と機械設備の機能の熟知、管理基準の衛生学的な意義、測定機器の使用方法など、覚えることが多岐に渡り、想像以上に大変なものです。 この資格を取得することで、マンション・ビル管理運営の業務に就くことができます。

<受験資格>

建築物環境衛生管理技術者はおすすめの資格ではありますが、受験するには一定の条件を満たしていなければいけません。 「建築物環境衛生管理技術者の選任が必要な施設(興行場、百貨店、学校、旅館など)で、2年以上空調や電気設備などの管理の仕事に就いていた人」 以上の条件を満たしていなければ受験が不可能となります。 そのため、この業界の経験がゼロという人にはあまり適していないかもしれません。ただ、この条件に当てはまる方であれば安定した仕事に就けるため、一押しの資格となります。 「なんだ、私じゃ就けないのか・・・」 と思った方、安心してください。ビルメンテナンスに関わる仕事はこれだけではありません。そちらに関する資格は2位でご紹介しますので、参考にしてみてください。

<試験日>

建築物環境衛生管理技術者の試験は年1回、10月に行われます。

<受験費用>

受験するのに必要な費用は1万3,900円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

建築物環境衛生管理技術者の合格率は20%前後となります。 合格率は低めですが、これは実務経験が必要な資格であるため、その分受験をする年齢層が高く、若かったころなら簡単に覚えられた内容でも苦労をしてしまう、といったことが要因のようです。 ただ、取得方法は受験以外にもあります。 その方法は講習会を受けるというもの。講習会を受けるにはボイラー技士や電気主任技術者などの資格、またはその他の学歴が関係してきます。自分に当てはまるものがあるか詳しく知りたい方は、こちらの公式サイト建築物環境衛生管理技術者講習会|公益財団法人日本建築衛生管理教育センターをご確認ください。 講習を受けることで資格を得られると考えると、取得難易度はそう高くないのかもしれません。

<資格取得までにかかる期間の目安>

受験をする場合は、最低2年の実務経験が必要なので、それプラス勉強時間が取得までにかかる期間です。一般的に必要な勉強時間は200~400時間とされています。 講習により取得する場合は、計101時間の講習を受けることになります。

【2位】ボイラー技士

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<資格概要>

ボイラー技士とは、建物に設置されたボイラーの監視・調整・検査をする仕事です。 こちらの資格を取ることで、1位の建築物環境衛生管理技術者同様、ビルメンテナンスの一員として働くことができます。 ボイラーがある建物や施設では必ずいなくてはならない職種で、ニーズが常にあるため転職にも困らないでしょう。

<受験資格>

ボイラー技士は特級、一級、二級と3つの区分があります。

・二級:どなたでも受験することが可能です

・一級:二級取得後もしくは学歴などで受験資格が得られます

・特級:一級取得後もしくは学歴などで受験資格が得られます 学歴などの条件は、こちらの公式サイト受験資格|特級ボイラー技士をご確認ください。

<試験日>

試験日は二級が1ヶ月に1~2回、一級が年6~7回、特級が10月上旬ごろに行われます。

<受験費用>

受験に掛かる費用は各級6,800円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

ボイラー技士の合格率は二級で60%前後、一級50%前後、特級で30%前後になります。 合格率からわかるようにやや易しめの試験でしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

取得がやや易しめなので、二級ならすぐに取れるでしょう。1ヶ月の勉強時間で事足りることがほとんどのようです。 ただ、ここで注意してほしいのが、二級の試験に合格してもすぐに免許が交付されるという訳ではないということです。試験合格後に20時間の講習、もしくは4ヶ月以上小規模ボイラーを取り扱う(またはその経験がある)必要があります。 それでも、さほど時間がかかるわけではないので取りやすい資格ではないでしょうか。 二級を取り、仕事に慣れたら一級、特級と取っていくことで活躍場所が広まり重宝されることでしょう。年収アップにもつながります。

【3位】第二種運転免許証

<資格概要>

第二種運転免許証は旅客、つまりお客さんを車に乗せて運転する際に必要な免許となります。タクシーなら普通第二種免許、バスなら大型第二種免許が必要です。 一般的な車の免許は第一種となり、タクシーやバスを運転することはできません。

<受験資格>

満21歳以上で、第一種運転免許証を取得してから3年以上経過している必要があります。

<試験日>

祝日、休日、年末年始を除き、月~金曜日に受けることができます。

<受験費用>

受験の費用は、試験場で直接受験する場合4,550円、指定校卒業の場合1,750円必要になります。

<難易度>

学科、実技共に一種よりは当然難しくなります。 ただ、昔は20%前半だったのに対し、現在は40%前後と合格率は上がっているようです。

<資格取得までにかかる期間の目安>

前提条件の第一種から3年経過していることを除けば、直接受験なら即日で取得可能です。 指定校に通う場合、必要な教習時間が所持免許により異なります。 普通自動車の免許を持っている人がAT車の第二種免許を取る場合は、学科教習が19時限、技能教習が21時限必要になります。

男性におすすめの資格ランキングTOP3

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男性には、直接年収アップに繋がるような資格や独立を目指せる資格がおすすめです。そのためには、次のような資格が役立ちます。こちらもランキング形式で、おすすめ順にみてみましょう!

【1位】TOEIC

<資格概要>

TOEICは知名度が高いため、ほとんどの方がご存知だとおもいます。 簡単に言えば英語のテストです。英検と違いレベル別に分かれておらず、全ての人が同じ問題を受けます。そのため、TOEICは取得といった考え方よりも、何点台といった考え方になります。 また、TOEICの方がビジネス面に特化した内容で、高得点を保持しているだけで外資系への転職や年収交渉の一助となります。

<受験資格>

受験に資格は必要なく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

TOEICは年10回開催されます。 開催月は1月、3月、4月、5月、6月、7月、9月、10月、11月、12月となります。 <受験費用>

TOEICの受験料は5,725円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

問題の説明文も英語であるため、ある程度の英語力がないと何を答えたらいいのかすらわかりません。英検のレベルに置き換えれば、準2級の正答率が80%程ないと厳しいでしょう。

<勉強時間の目安>

履歴書に書けるTOEICの点数は500点台からです。まずはこのレベルを目指しましょう。 ちなみに大学を卒業した方の平均点は440点となりますので、そこよりも上のレベルの英語が必要になります。 TOEICの点数を100点あげるには、100~200時間必要と言われているので、自分の英語レベルと相談して、勉強を進めてみてください。 興味が出てきた人は、こちらの公式サイト TOEICもチェックしておきましょう。

【2位】MOS

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<資格概要>

MOSとは、マイクロソフトオフィススペシャリストの略で、WordやExcelなどのオフィス製品をどれだけ扱えるかを認定する資格になります。 レベルはWordとExcelのみスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)の2つに分かれ、それ以外のPower PointやAccess、Outlookはスペシャリストレベルのみになります。

この資格を持っていることで、あらゆる会社の事務仕事に役立てることが可能です。例えば、データ管理のためにAccessを使用したり、在庫の管理にExcelを使用したりなど、活用の場面は挙げたらキリがないでしょう。 特にWordとExcelは事務仕事の要となるソフトです。エキスパートレベルを取得しておけば、かなり転職を有利に進めることができるでしょう。

<受験資格>

受験資格は不要です。 スペシャリストレベルを飛ばして、いきなりエキスパートレベルから受験することもできます。

<試験日>

試験日は受験方法により異なります。 ◆全国一斉試験 ⇒毎月1~2回の開催で日曜日に行われます。 ◆

随時試験 ⇒全国に約1,700の試験会場があり、どこかしらの試験会場に申し込むことで受験が可能です。日程はその試験会場が設定したものになります。

<受験費用>

1科目しか受けない場合は9,800円かかります。そこから1科目増えるごとに9,800円ずつ必要です。 また、学割が適用され、学生の場合1科目あたり7,800円になります。

<難易度>

スペシャリストレベルの場合、文字サイズやフォントの変更、簡単な関数、グラフ作成など基本的な操作が出来れば合格可能です。そのため、さほど難しくはないでしょう。合格率も80%ほどと高めです。 エキスパートレベルの場合は、合格率が60%ほどと言われており、こちらも比較的優しいレベルとなります。 こちらのレベルの場合、Wordのスタイル機能やExcelのマクロ作成・編集など高度な機能の理解が必要です。 ※合格率は公表されていないため、上記で挙げた合格率は推測になります。

<資格取得までにかかる期間の目安>

パソコンに全く触れたことがないような初心者には厳しいかもしれませんが、一般的な知識をお持ちの方なら1週間も勉強すればスペシャリストレベルに十分合格できるでしょう。 エキスパートレベルなら、2週間ほどの勉強で合格圏内に入ることができるはずです。 勉強する際は、市販の問題集をひたすら解くのがおすすめ。この勉強法で、確実に合格率を上げることができるでしょう。

【3位】独立を目指せる「士業」系の資格

<資格概要>

頭はいいのに、資格を取らなかったがためにブラック企業に就職してしまったという方はいませんか? そんな方にオススメするのが公認会計士と司法書士といった資格。これらの資格を取れば、自分で事務所を構えることができ、一国一城の主になることも可能です。 ブラック企業で汗水垂らしてヒーヒーと働いていた方にとって、この一国一城の主という響きはとても魅力的に感じるのではないでしょうか。 もちろん、ここまで読んで、 「大学中退してるけど大丈夫?」 「勉強はできるけど、受験資格がないとダメだよね・・・?」 こういった不安を抱える方はいるかもしれませんが、何とこの2つ、受験するのに特に必要な条件もなく、どなたであっても受験することができるのです! それぞれの仕事内容は次のようになります。

◆公認会計士の仕事内容

公認会計士は、監査業務と税務業務が主な仕事です。このどちらも公認会計士が独占している業務で、資格を持っていないとこの仕事に携わることができません。そのため、この先需要が費えることのない資格の1つでしょう。 監査業務では、企業が作成した損益計算書や賃借対照表などの財務諸表が正しく作成されているかチェックをします。

税務業務は税理士の仕事ですが、公認会計士は税理士となる資格も有しているため登録さえすれば、この業務に携わることが可能です。

仕事内容は、税務署に提出する書類の作成や節税に役立つ知識のアドバイスを行います。また、会計やコンサルティングの業務にも携わります。 公認会計士の資格を取ることで、監査法人への転職が可能です。

◆司法書の仕事内容

司法書士は、裁判所や検察庁、法務局、地方法務局へ提出する書類の作成が主な業務です。また、不動産登記や商業登記といった仕事も扱います。 法律の知識を持って身近なトラブルを解決する法律家で、訴訟額140万円以下の簡易裁判であれば弁護士の代わりに法廷に立つことも可能です。

遺言や相続のアドバイスをするスペシャリストでもあり、超高齢化社会の現代においてニーズが常にあります。

<受験資格>

上述したように公認会計士、司法書士ともに受験するのに資格は必要なく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

公認会計士と司法書士の試験日程は以下のようになります。

◆公認会計士の試験日 試験には2種類あり、短答式試験と論文式試験に受かる必要があります。 短答式の方は年2回実施され、毎年第1回が12月、第2回が翌年の5月実施です。論文式試験は第2回の短答式試験から3ヶ月後の8月になります。

◆司法書士の試験日 試験は筆記と口述の2つです。 筆記は毎年7月に行われ、合格すると10月の口述試験に進みます。

<受験費用>

公認会計士と司法書士の試験を受けるのにかかる費用は以下のようになります。

◆公認会計士の受験費用 公認会計士の受検費用は1万9,500円です。

◆司法書士の受験費用 司法書士の受検費用は8,000円です。 どちらも振り込みに掛かる費用は受験者が負担することになります。

<難易度>

士業はどれも難易度が高く、公認会計士と司法書士のその例に漏れません。それぞれ確認してみましょう。

◆公認会計士の難易度 公認会計士の合格率は毎年10%前後となり、かなりの難度を誇ります。 難関と言われている税理士の上位資格とも言われており、当然試験の難しさはそれを上回るため、取得が困難な資格の1つでしょう。

◆司法書士の難易度 司法書士の合格率は公認会計士よりも低く、ここ数年だと3.5~3.9%となっています。 公認会計士と内容が違うため一概には言えませんが、取得の難度はそれを上回る難しさと言ってもいいかもしれません。

<資格取得までにかかる期間の目安>

最後に資格取得までにかかる期間を確認してみましょう!

◆公認会計士取得までにかかる期間 受験するのに必要な資格が必要ないため受けること自体は簡単ですが、その難易度は1発合格を狙うにはかなり厳しいものです。 一般的に必要な勉強時間は3,000時間程度とされており、難易度に違わぬ勉強量が必要となります。取得をサポートするスクールもあるので、そちらに通うのもありでしょう。 こちらの資格が気になるかたは、一度公式サイト(公認会計士・監査審査会)を覗いて、受験日などの詳細を確認してみることをおすすめします。

◆司法書士取得までにかかる時間 司法書士の資格を取るのに必要な勉強時間も公認会計士同様3,000時間程度と言われています。 試験科目は11種と広大な範囲の勉強が必要で、例え法律を専門とする司法試験に受かっていても1発合格は難しいと言われているほどになります。 こちらも取得をサポートするスクールがありますので、そちらに通うのも1つの手でしょう。

以上のように公認会計士も司法書士も生半可な覚悟では取れない資格です。ただ、この資格を取れたときの恩恵と達成感は段違い。 今まで仕事で辛い思いしてきたけど勉強は得意という方、一度検討してみてはいかがでしょう。

女性におすすめの資格ランキングTOP3

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近年、女性は資格を取得していることで事務職系の内定率が上がっています。そのため、転職する際は事務職に役立つ資格を取っておくといいでしょう。

どんなものがあるのか、ご紹介します。

【1位】MOS

こちらは「男性におすすめの資格ランキング」の2位で紹介したMOSと同じです。そのため詳細は前述の部分をご確認ください。

MOSは、事務職の内定率が上がりつつある女性にとって、取得しておいて損のない資格でしょう。

【2位】日商簿記

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<資格概要>

日商簿記とは、賃借対照表と損益計算書を作るのに役立つ資格です。 簡単に言ってしまえば、お金の管理をする際につける記録をどのように作ったらいいのか、そのスキルを磨く資格となっています。 この日商簿記は、商業高校なら必ずと言っていいほど取る資格で、取得することで業界問わずあらゆる経理職・事務職への転職を有利にします。

<受験資格>

必要な資格はなく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

日商簿記の試験は、2~4級なら2月・6月・11月、1級なら6月と11月に開催されます。

<受験費用>

日商簿記の取得に必要な受験費用は、何級を受けるかで異なります。

・1級:7,710円 ・2級:4,630円 ・3級:2,570円 ・4級:1,640円 また、振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

日商簿記の合格率は次のようになっています。

・1級:約10%前後

・2級:約10~30%

・3級:約30~50%

・4級:約50%

4級、3級の取得を目指すならさほど難しい試験ではありません。 しかし、転職を有利にするには2級、欲を言うのなら1級の取得を目指した方がいいでしょう。1級と2級の難易度は合格率からもわかる通り、それ相応の勉強時間を必要とする難しさとなっています。

<資格取得までにかかる期間の目安>

日商簿記の取得までにかかる時間は2級で200時間程度、1級で500時間程度となっています。 飛び級で受験することも可能なので、3級や4級に時間を費やさず、2級または1級の受検に目を据えて勉強するようにしましょう。

【3位】医療事務(医療事務技能審査試験)

<資格概要>

どこの地域にでもある病院、そこの事務作業を担うのが医療事務です。 仕事内容は、主に病院の窓口、会計、カルテ作成、レセプト(医療明細)の作成で、一般企業の事務作業とは全く異なったものになります。 医療事務の資格には似たようなものが多数存在します。この理由は、国家資格でないために民間企業が各々で開催しているためです。 どの資格を選んで受けたらいいのか、迷ってしまったときは一般財団法人 日本医療教育財団が開催する「医療事務技能審査試験」を選んでみましょう。こちらは年間5万人が受験するほど人気な資格です。 この医療事務技能審査試験について、より詳しく見てみましょう!

<受験資格>

受験資格は必要なく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

医療事務技能審査試験は、毎月1回開催されています。

<受験費用>

医療事務技能審査試験の受験費用は7,500円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

医療事務技能審査試験の合格率は60%程度です。比較的取りやすい資格でしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

必要な勉強時間は平均して200~300時間程度とされています。この勉強時間を目安に取得までの予定を立ててみましょう!

IT業界への転職を有利にする資格3選

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ここからは業界別におすすめの資格をご紹介します。

今までランキング形式でご紹介してきましたが、各業界のどの職種に就きたいのか、また今現在のスキルによっておすすめする資格が変わってきますので、順位はつけず、「この職種への転職を有利にするにはこの資格」、「このスキルをお持ちならこの資格」といった風にご紹介していきます。

まずは、IT業界の転職を有利にする資格です。次の3つが転職を有利に進める資格となります。

基本情報技術者試験(FE)

<資格概要>

基本情報技術者試験の資格を取得することで、プログラム設計書の作成やプログラム開発といった仕事に役立ち、ITエンジニアの登竜門的な資格になります。

<受験資格>

受験に必要な資格がなく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

基本情報技術者の試験は4月と10月の年2回開催されます。

<受験費用>

基本情報技術者の受験に必要な費用は5,700円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

基本情報技術者の合格率は23%とやや難しめです。軽い気持ちでは受からない試験と心得ておきましょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

難易度はやや高めではありますが、180時間程の勉強で取れる資格です。 問題の出題傾向として午前中の試験は過去問と似たものが出ることが多く、感覚さえつかめれば簡単な試験かもしれません。 こちらが公式サイト基本情報技術者試験(FE)|IPA情報処理推進機構 になりますので、気になる方はチェックしてみましょう。

応用情報技術者試験(AP)

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<資格概要>

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験をより専門的にしたものです。 すでに基本情報技術者の資格をお持ちで、年収アップのために転職を考えている方は、この応用情報技術者の取得を検討してみてください。

<受験資格>

受験するのに必要な資格はなく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

応用情報技術者も基本情報技術者同様、4月と10月の年2回試験が開催されます。

<受験費用>

応用情報技術者の受験費用は5,700円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

基本情報技術者よりも難しいと考えがちですが、合格率はさほど変わらず20%前後となっています。 試験内容は難しくなっていますが、基本情報技術者を持ち、現場で働いてきた人なら合格も難しくはないでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

基本情報技術者をお持ちの人なら、200~300時間の勉強で合格圏内に余裕で入るでしょう。 こちらが公式サイト応用情報技術者試験(AP)|IPA情報処理推進機構になりますので、IT業界で年収UPの転職をお考えの方は覗いてみてください。

プロジェクトマネージャー(PM)

<資格概要>

プロジェクトマネージャーとは、システム開発プロジェクトの責任者となる人です。資格がなくても就くことはできますが、プロジェクトマネージャー試験に合格していると転職を有利に進めることができます。 IT業界でエンジニアの管理職に就きたい方は、このプロジェクトマネージャー試験の合格を目指しましょう。

<受験資格>

受験するのに必要な資格はなく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

プロジェクトマネージャーの試験は毎年4月に行われます。

<受験費用>

プロジェクトマネージャー試験を受けるのに必要な費用は5,700円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

プロジェクトマナージャー試験の合格率は12~13%です。昔は6~7%が普通だったので、倍近くまで上がっています。 ただ、それでも難しいことに変わりありません。IT業界の資格の中でも最難関に位置付けられるでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

プロジェクトマネージャー試験の合格に必要な勉強時間は800時間程と言われています。 毎日、勉強時間を確保し、論文もあるためそちらの練習にも時間を費やしましょう。 こちらが公式サイトプロジェクトマネージャー試験(PM)|IPA情報処理推進機構になりますので、IT業界でエンジニアの管理職を目指している方は一度チェックしてみてください。

不動産業界への転職を有利にする資格3選

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不動産業界への転職を有利に進めるには、次に紹介する資格の取得を考えてみてください。

宅地建物取引士(宅建)

<資格概要>

言わずと知れた不動産業界必須の資格です。不動産業界へ初めて足を踏み入れるなら、宅地建物取引士を取っておいて損はしません。毎年17~20万人が受験する人気資格です。

<受験資格>

必要となる資格はなく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

年1回、10月の第3月曜日に行われます。

<受験費用>

宅建の受験に必要な費用は7,000円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

宅建の合格率は15%前後となります。 出題範囲が広いことが合格率を下げている原因のようです。

<資格取得までにかかる期間の目安> 宅建に合格するのに必要な勉強時間は、平均して200~300時間程のようです。 教科書だけ、過去問だけでは合格が難しいので、この2つをバランス良く使って勉強を進めましょう。

不動産鑑定士

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<資格概要>

不動産鑑定士は土地や建物の鑑定に特化した資格で、不動産の売買をする上で役立つ資格となります。 も高めで、独立を目指すことも可能です。ただし、その分難易度も高めに設定されています。

<受験資格>

受験に必要な資格はなく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

不動産鑑定士の試験は短答試験と論文試験で2回に分かれます。 短答試験は5月中旬。論文試験は7月末~8月上旬で3日間に渡り行われます。

<受験費用>

不動産鑑定士の試験を受けるのに必要な費用は1万3,000円です。ただし、電子申請をした場合は200円割り引かれ、1万2,800円になります。 また、振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

不動産鑑定士の合格率は2~3%となります。公認会計士や司法書士といった難関資格と並ぶ難易度です。取得を目指すには、遊ぶ時間も投げ打って、本腰を入れて勉強をする必要があります。

<資格取得までにかかる期間の目安>

不動産鑑定士を取得するまでにかかる勉強時間は1,850時間程度とされています。 長い勉強時間を費やす難易度である分、年収アップも望めますが、独学では限界を感じる人もいるのでスクールを利用するのも1つの手でしょう。 詳しい日程や試験要項などは、こちらの公式サイト国土交通省でご確認ください。

管理業務主任者

<資格概要>

管理業務主任者とは、マンションの管理を行う仕事です。管理人さんとは別物で、どちらかというとマネージメントを専門とします。 管理業務主任者に就くと「管理契約書の重要事項説明・記名押印」や「管理事務に関する報告」などを行うのですが、これらはこの資格を持っている人しか行えない独占業務。さらにマンション管理会社は、この資格を保持した人を一定数設置する義務があるため常に需要があり、そういった点も魅力の1つに数えられます。

<受験資格>

必要な資格は特になく、どなたでも受けることができます。 ただし、国土交通大臣の登録を受けるには、合格後2年以上の実務経験を積む必要がありますので注意しましょう。

<試験日>

年1回、12月上旬に開催されます。

<受験費用>

試験を受けるのに8,900円必要です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

管理業務主任者の合格率は20%前後です。毎年2万人程の人が受験し、そこから4,000人程の合格者が出ます。 合格率は宅建よりも高めですが、それよりも簡単と考えるのは危険です。 管理業務主任者の試験は、実は宅建と出題範囲が少し被っています。そして、この試験を受ける人の大半が宅建保持者であり、すでに知識のある人が受けているため合格率が少し高めになっているのです。 そのため、不動産業界と無縁だった方の場合、少し難しい試験かもしれません。

<資格取得までにかかる期間の目安>

合格までに必要な勉強時間は400時間程度でしょう。宅建保持者なら、これより少なめでも大丈夫です。 テキストや過去問を本屋で購入し、この勉強時間を目安に予定を立てて進めてみてください。

建築業界への転職を有利にする資格3選

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建築業界への転職を有利にするには、次のような資格の取得を検討してみてください。

建築士

<資格概要>

建築士とは、建物を建てるのに必要な法律や建築材料の知識、さらにデザインや暮らしへの理解が必要となる資格で、家の設計をするのが主な仕事です。また、その設計を元に建築現場の指揮や監督も行います。 一級と二級が存在し、これらを取得することで建築会社や住宅メーカーに就職することができ、さらに設計事務所を個人で開くこともできます。

<受験資格>

受験するには、学歴や実務経験が必要になります。 詳しい受験資格要件については、こちらの一級建築士の受験資格要項(平成28年一級建築士試験案内|公営財団法人建築技術教育復旧センター)、または二級建築士の受験資格要項(平成28年二級建築士試験・木造建築士試験案内|公営財団法人建築技術教育復旧センター)をご覧ください。

<試験日>

試験は学科と設計製図の2つに分かれ、それぞれ日程が異なります。 一級は、例年7月末頃に学科試験が行われ、10月上旬に設計製図の試験が行われます 二級は、例年7月初め頃に学科試験が行われ、9月上旬に設計製図の試験が行われます。

<受験費用>

一級の受験には1万9,700円必要です。二級は1万6,900円になります。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

二級の合格率は20%前後、一級の合格率は12%前後になります。合格率で見れば、どちらも難易度は高めと言えるでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

必要な勉強時間は二級で1,000時間、一級で1,500時間程と言われているようです。難易度も高いことから、かなりの勉強時間が必要です。 仕事終わりには必ず勉強時間を確保し、さらにはスクールに通ってモチベーションを保つなどして、計画的に勉強を進めていきましょう。

建築施工管理士

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<資格概要>

建築施工管士は、建築における施工計画を作成したり、現場での工程管理や品質管理を行ったります。常に現場の進捗状況を把握し、的確な指示を出せる人でないと務まらない仕事です。 また、近隣住民への配慮や工事終了後の手続きといった部分も建築施工管理士が行います。 1級と2級がありますが、人手不足が嘆かれているのでどちらを取得したとしても転職する際には有利に働くでしょう。

<受験資格>

受験するには1級、2級共に学歴や実務経験といった資格が必要です。 必要な学歴や実務経験の詳細は、1級はこちらの公式サイト平成29年度1級建築施工管理士技術検定のご案内|一般財団法人建設業復興基金 施工管理技術検定、2級はこちらの公式サイト平成29年度2級建築施工管理士技術検定のご案内|一般財団法人建設業復興基金施工管理技術検定で確認できます。

<試験日>

試験には学科試験と実地試験があります。 2級の場合は、まとめて11月に行われます。1級の場合は、それぞれ別日に行われ、学科が6月に、実地が10月に行われます。

<受験費用>

2級を受けるのに必要な費用は9,400円(学科、もしくは実地のみの場合は4,700円)です。 1級は学科試験、実地試験共に9,400円ずつかかります。 また、振り込み手数料も受験者が負担します。

<難易度>

1級、2級ともに最終的な合格率は15%です。 試験が学科と実地の2段階に分かれているため合格率が低めですが、それぞれの試験を個別に見たときはさほど難しくなく、比較的受かりやすい資格でしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

実地試験は現場での経験がものを言うので必要な期間は定めかねますが、学科の方は2級であれば135時間程度、1級なら400時間程度の勉強で合格圏内に入れるはずです。 2級は、短期間の勉強で取得できる資格なので、気軽に挑戦してみるのも良いでしょう。

建築CAD検定試験

<資格概要>

CADとは、パソコン上で設計図を書くCADソフトのことです。そして、この建築CAD検定試験は、建築分野におけるCADの扱いに長けていることを証明する資格となります。 この資格を取得することで、建築・土木設計事務所といった建設業界への転職を有利にできます。

<受験資格>

准1級、2級、3級、4級が存在し、それぞれ受験に必要な資格はありません。そのためいきなり准1級を受けることもできます。

<試験日>

試験は、年2回の4月と10月です。 ただし、団体受験の場合は、それに加えて7月と1月にも行われます。

<受験費用>

費用はそれぞれ以下のようになります。

・准一級:1万4,000円

・2~3級:1万円

・4級:3,000円

また、振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

合格率は、4級が90%前後、3級が80%前後、2級が60%前後と比較的簡単です。ただし、1級のみ合格率が20%と難易度がグンと上がるため、それ相応の勉強と練習が必要になるでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安> 飛び級で受験が可能なので、最初から2級の取得を目指しましょう。問題自体は難しくないので、ひたすらCADの扱いの練習を繰り返すことが合格への糸口です。コツさえわかれば、たった1ヶ月で取ることもできます。 その後、よりキャリアアップしたい場合に1級の取得を目指すというのがベストな流れでしょう。 こちらが公式サイト建築CAD検定試験|一般社団法人全国建築CAD連盟となります。気になる方はチェックしてみてください。

金融業界への転職を有利にする資格3選

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金融業界への転職を有利にする資格は、次の3つになります。

証券外務員

<資格概要>

証券外務員とは、証券会社、銀行、信託銀行、保険会社といったところで証券業務に携わるのに必要な資格です。 仕事内容は、有価証券の売買や委託などの勧誘、上場企業の株式を一般投資家のために売り出すといったことを行います。 <受験資格> 試験には一種と二種が存在しますが、どちらも特に必要な資格はなく、どなたでも受けることができます。

<試験日>

祝日、年始年末を除き、月~金曜日の毎日行われています。

<受験費用>

一種、二種ともに8,704円必要です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

二種は合格率が60%なため、比較的簡単な試験でしょう。一種も合格率は40%と高めのため、そこまで苦労はしないはずです。

<資格取得までにかかる期間の目安>

二種なら30~60時間、一種なら50~70時間程度の勉強時間で合格が目指せます。金融業界=難しそうな試験と思いがちですが、そうでもないので安心してください。 チャレンジしてみたい、という方はこちらの公式サイト外務員資格試験|日本証券業協会も覗いておきましょう。

中小企業診断士

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<資格概要>

中小企業診断士とは、その資格名のまま「中小企業に対して経営課題を診断して助言する」という仕事を行います。そのため、問題を分析する力と解決案を提示する能力が必要な仕事です。 この資格は銀行員にとってキャリアアップに繋がる資格として数えられているため、取っておくだけで銀行への転職が有利になるでしょう。また金融業界だけでなく、コンサルティング業界への転職も開けます。

<受験資格>

必要な資格はありません。どなたでも受けることができます。

<試験日>

試験は1次と2次に分かれ、計2回です。 毎年、1次は8月上旬、2次は10月中旬~下旬に行われています。

<受験費用>

1次試験に掛かる費用は1万3,000円、2次試験に掛かる費用は1万7,200円です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

中小企業診断士の合格率は1次で15~20%、2次で10~20%のため、最終的な合格率は3~5%程になります。かなりの難関資格といってよいでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

試験の内容は広範囲にわたります。そのうえ、専門性が高く、難易度も相当なもの。そのため、必要な勉強時間は1,000時間程とされています。 また、筆記だけでなく口述や実務補習も試験に含まれるため、そちらの対策も施しておきましょう。

証券アナリスト(CMA)

<資格概要>

証券アナリストは、証券投資分野のプロフェッショナル。様々な情報を元に投資家に対して助言を行うのが主な仕事です。 証券アナリストの資格を取ることで、証券会社、投資信託会社、投資顧問会社、銀行、生命保険会社への転職が有利になります。

<受験資格>

受験するには、講座の受講が必須条件です。講座を受けた年の翌年から、3年の間(計6回)受験資格が与えられます。 また、この資格は第1次レベルと第2次レベルの2種類に分かれており、第1次レベルに合格しないと第2次レベルに進むことはできません。

<試験日>

第1次レベルは年2回試験があり、4月下旬と9月下旬~10月上旬の間に行われます。 第2次レベルは6月上旬のみの開催です。

<受験費用>

証券アナリストは受ける科目ごとに受験費用が掛かります。

◆第1次レベルの受験費用

・証券分析とポートフォリオ・マネジメント:6,200円

・財務分析:3,100円

・経済:3,100円

3科目全て受ける場合は1万2,400円になります。

これに比べて、第2次レベルの受験費用は8,200円のみと単純です。 また、受験に必要な講座を受けるのに掛かる費用は、各々次のようになります。

◆第1次レベルの講座費用

・証券分析とポートフォリオ・マネジメント:3万3,900円

・財務分析:1万6,500円

・経済:1万6,500円 一括受講の場合、5万5,500円になります。 また、第2次レベルの講座費用は5万2,500円です。

振り込みに掛かる費用に関しては、受験者が負担することになります。

<難易度>

第1次レベルの合格率は50%前後、第2次レベルの合格率は43~50%程となります。 講座や受験費用に多額の費用が掛かりますが、試験自体はそれほど難しいものではないようです。資金面さえクリア出来れば、比較的易しい試験でしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

まず、講座に時間が取られます。それを除けば、第1次レベルなら勉強時間は30時間程で事足ります。第2次レベルなら100時間程勉強を行えば合格圏内に入れるはずです。 証券アナリストの講座や試験について詳しく確認したい人は、こちらの公式サイト証券アナリスト資格|日本証券アナリスト協会をチェックしてみてください。

飲食業界への転職を有利にする資格3選

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飲食業界への転職を有利にするには次の3つの資格がおすすめです。自分が目指すものと照らし合わせて、どの資格を取ったらいいのか考えてみましょう!

サービス接遇検定

<資格概要>

サービス接遇認定を取得することで、接客業に必要とされる心構えや対人心理の理解、応対の技術、口のきき方などが学べます。 飲食業界で接客を行うのなら、こちらの資格を取っておくことで転職を有利に進めることができるでしょう。 1級、準1級、2級、3級がありますが、2級以上の取得がおすすめです。

<受験資格>

必要な資格はありません。どなたでも受けることができます。

<試験日>

試験は年2回、6月と11月に行われます。

<受験費用>

受験費用は受ける級により異なります。

・1級:5,600円

・準1級:3,900円

・2級:3,600円

・3級;2,400円

飛び級で受験もできますし、1級と準1級を同時に受けるといったことも可能です。自分の目的にあった受験方法を選んでみましょう。 また、振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

おすすめする2級の合格率は70~80%前後です。それほど難しい試験ではありません。

<資格取得までにかかる期間の目安>

易しい試験なので勉強時間もさほど必要ありません。60~90時間も勉強すれば、十分合格が目指せるでしょう。 こちらが公式サイトサービス接遇検定トップ|文部科学省後援ビジネス検定になります。

販売士

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<資格概要>

販売士は、飲食関連の中でも小売業界への転職を有利にする資格です 1~3級までありますが、1級なら店長クラスの転職も目指せるでしょう。ただ、それには経験も必要なので、2級からの取得をおすすめします。 2級は、売り場管理者レベルの資格で、取得することで管理業務や部下への指導ができる立場に立つことが可能です。

<受験資格>

どなたでも受けることができます。級を飛ばし、1級からの受験も可能です。

<試験日> 1級は2月、2級は2月と9月、3級は2月と7月に行われます。 <受験費用> 費用は受ける級により異なります。

・1級:7,710円

・2級:5,660円

・3級:4,120円

1級と2級を同時に受けるといったことも可能です。 また、振り込みに掛かる費用は受験者が負担することになります。

<難易度>

今回おすすめする2級であれば、合格率は50%前後です。2人に1人受かるため、さほど難しい試験ではないでしょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

販売士2級の合格を目指すのであれば、90時間程度は勉強時間を確保しましょう。そうすれば十分合格が目指せるはずです。

管理栄養士

<資格概要>

管理栄養士とは、食事の管理と栄養指導が行える資格です。 病院や学校給食、食品メーカー、飲食店などで活躍できます。飲食業界の中でも食事を作ったり、メニューを考えたりしたいのなら、管理栄養士の資格を取りましょう。

<受験資格>

管理栄養士の試験を受けるには、まず厚生労働大臣が指定した管理栄養士育成施設となっている大学、短大、専門学校を卒業する必要があります。 もしくは、下位資格の栄養士を取得したあと実務経験を積むことで受験が可能です。

<試験日>

毎年1回、3月中旬頃に行われます。

<受験費用>

受験には6,800円必要です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

管理栄養士の合格率は45~50%程です。さほど難しい部類ではないでしょう。 ただ、学校に通う必要があるため、時間とお金に余裕のある人でないと厳しい資格になります。

<資格取得までにかかる期間の目安>

必要な実務経験や学校に通う期間を除けば、必要な勉強時間は200~300時間とされています。こちらを目安に勉強の予定を立てていきましょう。 より詳しい試験要項については、公式サイト管理栄養士国家試験|厚生労働省を参考にしてみてください。

医療業界への転職を有利にする資格3選

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医療業界への転職を考えるのであれば、次のような資格が需要がありおすすめです。

調剤薬局事務

<資格概要>

調剤薬局事務とは、医療事務とは異なり調剤薬局が活躍の場となります。 患者さんが持ってきた処方箋の処理や会計が主な業務です。

その他にも、納品伝票の整理や医薬品の検品・入庫・発注、経費の計算、備品管理などを行います。

<受験資格>

受験資格は必要ありません。どなたでも受けることができます。

<試験日>

1月、3月、5月、7月、9月、11月の年6回行われます。

<受験費用>

受験するのに5,700円かかります。 また、振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

決して難しくはありません。合格率は50%程です。 主婦の方に人気で、非常に挑戦しやすい資格となっています。

<資格取得までにかかる期間の目安>

独学なら60時間もあれば合格可能でしょう。 資格取得を支援しているスクールもあるので、自信がない方はそちらの受講も検討してみてください。 調剤薬局事務の資格が気になる、という方はこちらの公式サイト調剤事務管理士|技能検定振興協会 もチェックしておきましょう!

歯科衛生士

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<資格概要>

歯科衛生士とは、歯科医院で歯科予防の処置や治療のアシスト、歯科保健指導といったことを行う仕事です。手先の器用さが必要で、細かい作業を苦と感じない人に向いています。 診療時間が決まっている仕事なので、家庭との両立もしやすく、結婚を機に転職を考えたいといった方にもおすすめです。

<受験資格>

歯科衛生士の試験を受けるには、歯科衛生士の育成を目的とした学校や養成所を卒業する必要があります。

<試験日>

年1回、3月頃に行われます。

<受験費用>

受験するには1万4,300円必要です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

合格率は95%を超えます。学校に通い、みっちりと勉強をするため合格率が高く、資格の取得に関しては難易度の低いほうでしょう。 ただ、こちらの試験を受験するには学校に通うというのが絶対条件なので、そこが問題ない方のみ検討してみてください。

<資格取得までにかかる期間の目安>

学校に通う必要があるため、最低でも2年の期間が必要です。 勉強時間に関しては、在学中に国家試験対策を毎日30分でも良いのでコツコツとやっていけば合格を余裕で目指せます。 歯科衛生士が気になる方は、こちらの公式サイト歯科衛生士国家試験の施行|厚生労働省も確認しておきましょう。

看護師

<資格概要>

もはや説明もいらないくらい有名な資格でしょう。病院において、医師の補助や病棟の管理といったことを行う仕事です。 看護師不足が続いている昨今、取得しておけばまず間違いなく職に困ることはありません。医療業界での転職を考えるとしたら、いの一番に挙げられる優秀な資格です。

<受験資格>

看護師の養成を目的とした学校を卒業している必要があります。

<試験日>

毎年2月頃に行われます。

<受験費用>

費用として受験に5,400円必要です。 振り込みに掛かる費用も受験者が負担することになります。

<難易度>

看護師の合格率は毎年90%前後です。 難しい内容ではあるものの、看護師学校を卒業できる方なら難なく合格点を叩き出せます。そのため、学校を卒業することを目標にしましょう。

<資格取得までにかかる期間の目安>

学校に通う必要があるため、最低でも2年の期間が必要です。 途中から病院実習が入るため勉強時間を確保するのは難しいかもしれませんが、毎日30分でもいいので積み重ね勉強を行っていきましょう。

資格を取得したことで転職が上手く行った4つの事例

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「資格を取るだけで本当に転職って上手くいくの?」 何度も転職活動を行い、挫折してきた人ならこう思う方もいるでしょう。 もちろん、資格だけが転職を成功させるポイントではありませんが、それでも成功者は多数います。資格を取ることで成功した人の成功例を見てみましょう!

転職成功事例:管理部門 32歳 女性

転職成功事例①

簿記、秘書検定、TOEICを持っていたことで管理部門において足りていない経理部門、総務部門、海外調査や海外企業との契約などの仕事を全般対応できる人なのではないかというものの保証になったと思います。 実際には資格は実務能力を直接的に表すものではないと思いますが、それがある意味の担保になっているケースが確実にあると思いますので、皆さんも時間がある限りは資格の取得に投資をしてはいかがでしょうか。

転職成功事例:マーケティング部門 25歳 男性

転職成功事例②

資格を持つことで直接的に内定に結びついたわけではないのですが、アイスブレイクになりました。私の場合はITパスポートの資格を持っていたのですが情報系には全く関係ない金融系の仕事についています。 ただ面接の時に「君はなんでこの資格を持っているの?」といわれることが転職活動のときに結構多かったです。そういうところである意味多趣味であり・自己研鑽への姿勢を示すことができたのではないかと思います。

転職成功事例:看護師 29歳 女性

転職成功事例③

今まで一般企業に勤めていましたが、毎日同じことの繰り返しで辟易していました。そんなとき、医療関係のドラマを見て「看護師っていいかも」と思うようになったのが転職を考え始めたきっかけです。 正直きっかけは、自慢できるようなものではありませんが、結果としては大成功でした。もちろん勉強は大変でしたが、この資格のおかげで転職活動はスムーズでしたし、給与も上げることができました。そして、何より「やりがい」を感じられる素敵な仕事です。

転職成功事例:事務職 32歳 女性

転職成功事例④

私はずっとアルバイトで生計を立てていました。アルバイトの賃金でも十分生活出来ていたからです。ただ、将来の設計を考えたとき、その不安に私は押しつぶされそうになりました。学もなく、資格もない私がフリーターからの転職を考えたとき、ふと目に入ったのが「女性は資格を取ることで事務職への内定率を高めやすい」という情報です。 そこで私は、簿記のテキストを本屋へとすぐ買いに行き、勉強を始めました。苦戦はしましたが、コツコツとやり続けることで、いつしか簿記2級を取れるレベルにまでなっていました。その努力もあってか仕事もすぐに決まり、昔の生活から脱却することができました。資格がなければ、フリーター期間の長さがネックとなり、内定は厳しかったかもしれません。

履歴書の資格欄に書くべき資格とは?

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晴れて資格を取得出来た、もしくは元々資格を持っている場合、その全てを履歴書の資格欄に書くべきなのでしょうか?

資格欄に書くのは転職先に関係あるものだけでOK

資格欄に書くべきものは、転職先に関係したものだけで大丈夫です。

持っているもの全てを書いても問題ありませんが、不必要なものまで書くと採用担当者によってはマイナス印象を与えてしまう可能性もあります。ただ、反対に面接で話が弾む可能性もあるので、ここは一概に言えません

ただ、仕事で必要とならない場合でも、車の運転免許証くらいは書いておいても良いでしょう。

運転免許証の正式名称は「普通自動車第一種運転免許」

履歴書に運転免許証を書く場合、一般的な乗用車の免許であれば「普通自動車第一種運転免許」と書きましょう。 ちなみにこれが第二種だと旅客自動車、つまりタクシーやハイヤーなどのお客を乗せて運転することが許可された免許になります。

資格を持っていると「嘘」をつくと・・・

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「どうせバレやしないし、履歴書に持ってない資格も書いてやろう」 もちろん、これは絶対にやめましょう。 後々、困るのはあなた自身です。入社後、上司に「資格あるから、この仕事出来るだろ?」と振られたとき、痛い目を見ることになってしまいます。

仕事に関係あるものはバレるので注意!

偽って申告した資格が転職を考えている会社の仕事と関係ない場合、バレない可能性もありますが、直接仕事と関係してくるとなると、ほぼ確実にその嘘は見破られます。

もちろん、直接仕事に関係ない資格でも嘘はやめましょう。嘘は決して勧められるものではありません。

内定後にバレると取り消しも・・・

内定を得ていたとしても、こういった嘘がバレると取り消しもあり得ます。さらに既に入社して仕事をしていたとしても、立派な解雇理由となるので突然クビになることもあるのです。 また、こういった嘘は経歴詐称となるので、最悪裁判にまで発展するケースもあります。 そのため、転職を有利にしたいからといって無闇に嘘を並べるのはやめておきましょう。もちろん、資格のみならず学歴などもダメですよ。

転職成功後は資格証明書を提出する可能性がある

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先ほどの話と繋がるのですが、会社によっては資格証明書の提出をお願いされることがあります。例えば、看護師や医師など、その資格がないと行えない仕事の場合は、ほぼ提出すると考えておいてください。 万が一、資格証明書をなくしてしまった場合は、その資格の事務局へ連絡し、再発行ができるかすぐに相談しましょう。

資格を取ることで年収アップや新たな職種への道が開けるため転職活動の武器として取得を考えてみよう

資格があれば自信を持つことができ、さらに一皮むけた自分に成長できます。年収アップや今の職場から抜け出すために勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

資格を取るための勉強のコツは過去問を繰り返し解くこと。そうすることで合格率を上げることができるでしょう。資格を見事ゲットして、転職活動を行ってみてください。ただし、資格に頼り過ぎるのは厳禁。資格は数ある武器のうちの1つとして考えて、転職活動を進めていきましょう。きっと満足いく結果を得ることができますよ!

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2019年8月22日ビジネス

Posted by BiZPARK