人間関係がめんどくさいときの心理と効果的な対処法5つ
人間関係がめんどくさいときの心理とは
人間関係がめんどくさい、煩わしいと思っている人はたくさんいます。めんどくさいからといって、すべての縁を切るわけにもいきませんよね。人間関係がめんどくさいと感じるときの心理状態は、どのようになっているのでしょうか?
決めつけたり先入観を持っている
人間関係がめんどくさいと感じる人に多いのが、決めつけたり先入観を持っているタイプです。相手に対して「この人はこうだ」と決めつけたり、自身の先入観を押しつけ、実際はまったく異なるとわかるとショックを受けます。「裏切られた」と感じることもあるようです。
自分勝手な価値観や先入観を押しつけると、相手から嫌われるだけでなく、自身も疲れてしまいます。決めつけたり先入観を持たないよう心がけてみましょう。
つい他人と比較してしまう
他人と自分を比較する癖がついていませんか?
他人と自分は違って当然です。優秀な人を目標に努力するならともかく、ただ比較して「この人は自分より上」「この人は自分より下」などと優劣をつけて嫉妬したり、満足するのはやめるべきです。
他人と比較して一喜一憂していると疲れるだけでなく、他人に対してネガティブな感情しか持てなくなります。そうなると、人間関係はめんどくさいものでしかありません。
自分と他人を比較したとしても、相手の良い部分を見つけて見習うように心がければ、前向きな気分となり、人間関係をめんどくさいと思わなくなるでしょう。
無理して「いい人」になっている
周囲から「いい人」と思われたいがために、無理をしている人が少なくないようです。「いい人」を演じると自分の意見は言わず、相手の意見ばかりを優先してしまうため、疲れてしまいます。結果、人間関係がめんどくさいと感じるようになってしまうのです。
人間関係を円滑にするためには、相手の意見に合わせるのも必要ですが、度が過ぎるとストレスにしかなりません。
人間関係がめんどくさいときにやってはいけない行動
人間関係がめんどくさいとき、やってはいけない行動があります。これをやってしまうと、ますます人間関係がめんどうと感じるだけです。
「NO」と言わない
体育会系の会社で、先輩や上司には「NO」と言えないという状況もありますが、「YES」ばかり言っているとストレスが溜まり、人間関係がめんくさいと感じるようになります。「YES」ばかり言う人の周りには人が集まってきますが、仕事や雑務を押しつけようとする人もいます。
勇気がいりますが、ときには「NO」と言うべきです。「NO」と言わなければますます人間関係はめんどくさくなります。
同じ人とばかり過ごすのをやめる
親しい人と過ごしたい気持ちはわかりますが、同じ人とばかり過ごすのはできれば避けた方がいいでしょう。同じ人とばかり過ごす中で、人間関係がめんどくさいと感じるようになったなら、代わり映えのない人間関係だからかもしれません。
また、同じ人とばかり過ごすと互いに遠慮がなくなり、それがストレスになっている可能性もあります。さまざまな人とコミュニケーションをとり、多様な考え方に触れるといい刺激になります。
人間関係がめんどくさいときの対処法
人間関係がめんどくさいときの対処法を紹介します。めんどくさくなったときに適切に対処することで、人間関係が苦痛にならなくなります。
対処法①:丁寧に接する
人間関係がめんどくさいからと、人への接し方をなげやりにすると関係は悪化しますし、評価も悪くなります。丁寧に接すると反感を買わないだけでなく、かしこまった態度をとることで、相手との間に壁を作ることができます。
人間関係がめんどくさいときこそ、人には丁寧に接してください。
対処法②:別の居場所をつくる
1つの環境に留まり続けていると、人間関係のトラブルが発生したときに逃げられず、ストレスが溜まり精神的に疲弊します。人間関係がめんどくさくなり、自分自身も傷つきます。
1つの場所にすべてを注ぐのではなく、別の居場所を作りましょう。いくつかの居場所を作っておき、いざというときのために逃げ道を用意しておくのです。いくつかの居場所があると固定概念にとらわれず、柔軟な発想を持ち続けられます。
対処法③:距離をおく
人間関係ががめんどくさいと感じたとき、1番簡単にできる対処法が、人と距離をおくことです。ストレス源から物理的、精神的に離れると、心が落ち着きます。
人付き合いが苦手、どうしても人間関係に疲れてしまうという人に特におすすめの対処法です。人間関係そのものから離れれば、煩わしさやめんどくささから解放されます。
対処法④:本音を言う
人間関係がめんどくさいと感じたら、本音を言うのを我慢しているサインでもあります。本音を言わずに我慢し続けるのもストレスが溜まります。ときには自分の正直な気持ちや意見を口に出してみましょう。
対処法⑤:自分から挨拶をする
人間関係がめんどくさいと感じたとき、職場の誰とも話したくないと思うでしょう。「○○さんに嫌われてるかも……」などネガティブな心配をしすぎて、人間関係がめんどうになっている人もいるはず。
こういうときでも、自分から積極的に挨拶をしましょう。自分から挨拶をするだけで自信に繋がりますし、相手が挨拶を返してくれたら安心感を得られます。
職場の人間関係を自然に遠ざける方法
人間関係をめんどくさいと感じないために、あらかじめ職場の人間関係を自然に遠ざけておくという方法もあります。職場の人間関係を自然に遠ざけるには?
プライベートを充実させて「忙しい」とアピール
職場の人から頻繁に飲み会やイベントに誘われて、少し疲れていませんか?断り続けると「付き合いが悪い」「感じが良くない人」と思われそうで、断りたくても断れない人もいますよね。参加すればするほど人間関係が近しくなるという悪循環にはまってしまいます。
人間関係を自然と遠ざけるためには、習い事や趣味に没頭するなど、プライベートを充実させて「忙しい」とアピールしましょう。プライベートが多忙な人を頻繁に誘う人はいません。こうすれば、自然と人間関係を遠ざけることができます。
悪口を聞いても同調しない
人が親しくなるためには、誰かの悪口を言い合うのが良いという話を聞いたことがあると思います。悪口を言って人との関係が近くなるなら、悪口を言っても同調しなければ距離は縮まりません。誰かの悪口を聞いたとしても、スルーして、同調したりしないように注意しましょう。
基本的なマナー・協調性・断る勇気が大切
飲み会やイベントを断り続けたとしても、基本的なマナーや協調性がある人は嫌われません。飲み会などを断り続ける上に、マナーや協調性のない人は「自分勝手な人」と思われてしまいます。
会社の飲み会やイベントに参加する気がなく断り続けるのであれば、基本的なマナーや協調性を大切にし、その上で断る勇気を持ちましょう。
人間関係がめんどくさいときは距離をおくかつ礼儀正しく!無理をするのはやめよう
人間関係がめんどくさいときは、距離をおきつつも礼儀やマナーを忘れないよう注意してください。人間関係がめんどくさいと感じるときは、だいたい無理をして人付き合いをしているケースが多いですから、無理をするのはやめて、精神的にも物理的にも距離をとりましょう。
人間関係を自然に遠ざけるためにも、日頃から距離感を意識しておくべきです。
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