機能訓練指導員の給料事情と必要なスキル
機能訓練指導員にはコミュニケーション能力が不可欠
理学療法士や作業療法士などの資格があれば機能訓練指導員になれますが、実は他の資格と実務経験を重ねることでキャリアアップを狙うえるのです。確かに機能訓練指導員になるには実務経験は必要ありませんが、患者や利用者との会話にコミュニケーション能力が欠かせません。コミュニケーション能力は会話によって自然に上達すると同時に、同じく働いている職員とのコミュニケーションのやり取りが難なくできます。
患者さんと直接関わるため必要
直接患者さんと関わるため、コミュニケーション能力は必要不可欠と言えるでしょう。ここで気になるのは、機能訓練指導員の仕事内容です。病院であればリハビリテーション科での勤務ですが、施設であれば機能訓練指導員として高齢者の身体能力向上及び維持の業務に携わります。給料は病院ほど高くありませんが、やりがいというものがあります。
機能訓練指導員の給料は介護士より高い
機能訓練指導員は、通常の介護士より給料が高いです。しかし、働く場所や保有する資格などによって給料が決まります。機能訓練指導員になれるのは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、看護師、准看護師のいずれかの資格を有する者です。試験はありませんので、すぐに機能訓練指導員として働くことができます。
機能訓練指導員は働く場所で給料が決まる
機能訓練指導員で給料が高い場所は病院での勤務です。病院は患者を治療するところであることに対し、施設は利用者が生活するところであります。介護施設で働く場合は、その給料が病院より2~3割安くなっているのが現状です。就職及び転職する前に、その会社の給料の実態を調べるのをおすすめします。もしかしたら、病院より施設のほうが給料が高いという場合があるからです。
保有する資格によって給料が変わる特徴がある
機能訓練指導員は他業種と給料を比較すると、低い水準になっていますが介護職員より給料が高いのは間違いありません。しかし、保有する資格によって給料が変わります。看護師免許を持っているなら、高い給料は約束されているのです。特に病院に勤務しているなら、さらに高い給料が得られます。医療関係や福祉関係の給料を比較しても、中間辺りに位置していると言っても過言ではありません。
働く場所によって業務も変わる
病院はともかく、介護施設において機能訓練指導員は必ず1人以上いなければならないという基準があります。その人が看護師であれば、看護師兼機能訓練指導員として勤務することができるでしょう。介護施設と言っても特別養護老人ホームやグループホーム、デイサービスセンターなど色々あります。機能訓練指導員と言っても、保有する資格や介護施設によって業務が変わるといえるでしょう。
コミュニケーション能力が不可欠な機能訓練指導員は保有資格によって給料に差が出る
機能訓練指導員は保有する資格によって給料に差が出ます。それ以前に、機能訓練指導員になりたい場合、その条件を満たす必要があるでしょう。間違いなく一番給料が高いのは、看護師免許を持っている機能訓練指導員です。さらなるキャリアを目指すならケアマネジャーの資格を取って、その介護施設の施設長を目指しても良いでしょう。
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