電験三種資格の将来性とは~取得に役立つ専門学校・通信教育の紹介~
そもそも電験三種ってどんな資格?
それではまず、電験三種とはどのような資格なのか基本的なところから見ていきましょう。
正式名称は第三種電気主任技術者
電験三種の資格は電気設備の保安監督という仕事に必要になってきます。高圧受電している工場やビル・病院などに、この資格を所有した人を一人置く事、と法律で決められているため、需要は多いです。電験には第一種と第二種もありますが、世間の高圧受電をしている施設の実に97%程は電験三種の資格でまかなえると言われています。
電験三種の合格率は5~10%程度
電験三種に合格するのはかなり難しいようです。理由はいくつか挙げられますが、問題が難しいだけでなく、この「三種」という言葉が、簡単な資格、最初にとる資格であると勘違いを起こして十分な知識を得ずに受験してしまうことや、3年間の間に4科目を合格すればいいという試験の制度によるところが大きいと言われています。
電験三種は就職に有利な資格!
合格率は低いですが、電験三種は需要のある資格のようです。なぜ需要が高いのか詳しく探ってみましょう。
電験三種は景気の良し悪しに左右されない
電気設備は、人が活動する建物にとって不可欠です。電気がない、暖房がない建物なんて困ってしまいますよね。電験三種を持っている人がいることで、こういった設備の管理・保全がされます。 こうした理由から、電験三種の有資格者の求人は常に出ている状態なのです。そのため、電験三種を持っていれば、景気に左右されずに就職・転職することが可能となっています。
将来も明るく照らす資格です!
ここ10年ほどで、省エネ化が推進されたり、オール電化住宅・マンションが普及したりしたことにより、電験三種の有資格者に対する企業からの需要がさらに高まることが予想されます。定年後も資格を生かして働くことができ、将来の心配もぐっと少なくなります。また、電気工事業やメンテナンス業を起業することも可能ですよ。
おすすめの通信講座や通学講座を紹介!
それではおすすめの通信講座や通学講座をご紹介します。気になる講座は資料請求するなどして、自分に合った講座を見つけてくださいね。
日本技能教育開発センター(JTEX)
講座を受けることで「学習を始める前に」という冊子が貰えるので、どう勉強を進めていったらわからない方におすすめです。また、教材が分かりやすいという声も多く上がっています。
翔泳社アカデミー
こちらの「電験3種合格特別養成講座(DVDフルサポートコース)」は、100点ではなく合格ラインの60点突破を目標として、大事な要点だけをまとめた内容の通信講座となっています。
また、電験の講習会も開催しており、「オームの法則はわかるけど?」といった講座名で初学者向けの講座を行っているのが特徴です。
電験三種がとれる専門学校・通信教育まとめ
いかがでしたでしょうか?現在、そしてこれからも仕事に役立つ資格である電験三種。資格を取得するのは難しいようですが、チャレンジしてみる価値はあるようです。通信講座や通学講座は上記以外にも複数あるようなので、いろいろと調べてみてくださいね。無料の資料請求やDVDを見比べて選ぶのも手かと思います。難しい資格なので、どこを選ぶかしっかり見定めてみてください!
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