新人歓迎会の司会進行の流れと盛り上がる自己紹介
歓迎会で行う一般的な司会進行の流れとは
歓迎会で行うべき司会進行の流れとは、一体どのようなものなのでしょうか?まずは歓迎会で行うべき司会進行の流れを見ておきましょう。歓迎会の司会はどの程度まで仕切って進行するのか、どこで新人紹介や自己紹介を挟むかなど、新人歓迎会の流れを把握して進行表の作成の参考にしてください。
司会進行の流れ①開会宣言
最初に、幹事または司会進行役が歓迎会の「開会宣言」をします。「宣言」というとおおげさに聞こえますが、要するに「ただいまより○○の新人歓迎会を開催いたします」と告げるだけでいいのです。一般的にどこの企業も、開会宣言を行っています。
司会進行の流れ②開会の辞
次に「開会の辞」。これは、その部署の最上位、たとえば部長が行うのが常識です。もし、それより上の立場の方が出席する場合は、その方が行います。「出席者の中の最上位の人物が、開会の辞を述べる」と考えればいいでしょう。
司会進行の流れ③乾杯
引き続いて「乾杯」に移りますが、小さなセクションであれば、「開会の辞」を行った社員がそのまま「乾杯」の発声をするケースも少なくありません。マネジメントスタッフが複数参加している場合は、2番目に上位の社員、もし3人以上マネジメントスタッフがいるなら、3番目に上位の社員が「乾杯」を行うのが一般的です。
司会進行の流れ④飲食や余興
乾杯が終わると、飲食や歓談に進行します。程よきところで、新入社員紹介・新人紹介を司会者が行い、本人からの挨拶・自己紹介をします。その後、再び歓談かそこに「余興」や「ゲーム」を挟むケースも少なくありません。新人紹介のタイミングはその場の空気に合わせて行ってくださいね。
司会進行の流れ⑤閉会の辞
新入社員紹介・新人紹介が終わり時間も来たら、司会進行役が「宴(えん)、半ばではございますが、お時間が参りました」と告げ、「閉会の辞」を出席者の中で2番目に上位の社員が述べます。歓迎会の最後に「手締め」を行うのが慣例のところもあるので、事前に確認しておきましょう。
新人歓迎会を盛り上げる新入社員の自己紹介の方法
新人歓迎会の司会進行で盛り上がるポイントは、新入社員紹介(新人紹介)、本人による自己紹介にあります。自己紹介では新人が既存社員に自分のキャラクターを知ってもらう大切な場ですし、話のタネにもなるので盛り上がるためには必ず織り交ぜましょう。おすすめの流れとして「④飲食・余興」で新入社員紹介・新人紹介を行えば、歓迎会がより盛り上がりますよ。
盛り上がる新人紹介の仕方:インタビュー形式で自己紹介をしてもらう
先ほどの進行にもあったとおり、一般的に新人歓迎会で新入社員紹介・新人紹介、本人による自己紹介は行われますが、そのやり方を少し工夫してみましょう。というのも、新入社員はまだ部署になじんでおらず、自分が主役の会に臨み緊張もしているでしょう。ですから、普通に「自己紹介を」と言っても、型どおりの自己紹介しかできなくなってしまうのです。
そこで新人歓迎会で新入社員にしてもらう新入社員紹介・新人紹介を「インタビュー形式による自己紹介」にしてみましょう。司会役が事前に新入社員に、「学歴、経歴、特技、趣味、学生時代のエピソード」などをできるだけ詳しくヒアリングします。その情報に基づいて、たとえば「○○さんに関する3つのキーワード」のようなポイントを決めます。そのポイントについて、新人歓迎会で司会者が主役の新入社員にインタビューするのです。
インタビュー形式の自己紹介をする時の例
《例》
・「学生時代、天文学のサークルに入っていたそうですが、どんな活動をしていたのですか?」
・「旅行が好きだそうですが、今までに行った中で一番印象深い旅先は?」
と言った質問を司会がして、主役である新人がそれに答える形で進行します。
それがすべて、「自然な自己紹介」になるというわけです。
新入社員のプロフィールや人となりがよくわかりますから、普通の自己紹介よりも効果的になるはずです。
新入社員に話の糸口を提供するため先輩社員も自己紹介をする
新人歓迎会では、すべてのメンバーが挨拶するケースはほとんどないでしょう。しかし部署内の歓迎会であれば、参加者全員が歓迎会で挨拶をするのも難しくないはずです。
簡単な自己紹介でも新人には貴重な情報となる
既存社員の自己紹介は「ひとりひと言」でかまいません。「私にはこういう趣味があります」や「最近のマイブームはこれです」、「私には3歳の一人娘がいまして、今が可愛い盛り。娘の前ではデレデレになってしまいます」といった、簡単なものでいいのです。
新人にとっては、そういったものでも十分貴重な情報になるはず。そのひと言から、新しいコミュニケーションが生まれることも大いにあるでしょう。
歓迎会の司会進行は紹介した順序を参考に!新人紹介はインタビュー形式で行うと盛り上がる
新人歓迎会の司会進行の流れと、盛り上がる自己紹介について紹介してきましたが、いかがでしたか?歓送迎会での司会進行や盛り上がる流れは、良くあるものを一工夫するということです。あまり難しく考える必要はなさそうですね。
ただ、誰に何を頼むかを事前に考えておく必要はありそうです。新人歓迎会ともなれば、主役である新人はプレッシャーで硬くなりがち。それを新入社員紹介・新人紹介の際に、インタビュー形式の自己紹介にすると新人の素の表情を見せられるので、みんなと早くなじんでもらえます。
また、新入社員のほうが覚えなければいけない人、つまり先輩社員がたくさんいるので、少しでも早く誰がどんな人物なのかを覚えてもらうために、先輩たちのひと言紹介も進行に付け加えると司会進行の流れとしてより良いものになるでしょう。
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