YahooメールとGmailの機能とデメリットの比較

2016年11月29日Gmail, Yahooメール

YahooメールやGmailはビジネスで欠かせない存在

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今やビジネスシーンで、メールは欠かせないツールとなっています。その中でも非常に多く活躍しているのが、やはりGmailとYahooメールではないでしょうか。どちらも一長一短あり、使いこなし方は十人十色です。GmailにはGmailの良い所があり、YahooメールにはYahooメールの良い所があります。

会社の方針でどのメールのツールを使うかは決められているかもしれませんが、この両者がめざましい進化を続けているのだけは確かです。例えばYahooメールであれば、ひとつのアカウントで10個までアドレスを持つ事ができます。Gmailであれば、Googleが提供している各種サービスと高性能で連携が可能な状態が整っています。

スマートフォンとの連携も完璧なYahooメールとGmail

近年、スマートフォンの普及が急速に進んでいる中、各社ともに様々なアプリを開発、そしてリリースしているおかげで、GmailやYahooメールにおいても、外にいてもすぐにアクセスできる環境が整っています。パソコンの前に座らずとも、いつでもGmailやYahooメールでやりとりができるのです。

そんな便利な時代の最先端を進むGmailやYahooメールは、ビジネスの上でどちらが適しているのか、そしてどう使いこなせばいいのか、ここからは機能の違いなどを実際に比較してみます。

YahooメールもGmailもウェブサービスとの連携が取れている

現在では、フリーメールであっても機能としてウェブサービスとの連携が取れている場合がほとんです。メールと相性のよいカレンダーが組み込まれているのは定番で、カレンダーに登録した予定の直前にメールで通知できる。さらにGmailではToDoリスト、Yahoo!メールではメモ帳が使えるなど、いずれにしてもスケジュール管理が容易になっています。

Yahooメールの基本的機能と弱点とは?

ではここからは、YahooメールとGmailを個別に見ていきたいと思います。まずはYahooメールの特徴と機能を見てみましょう。GmailもYahooメールも日々機能が更新されておりますが、特にYahooメールに関しては特に顕著で便利になって来ています。ただしそれは、以前のYahooメールの機能があくまでも連絡用といったイメージになり、機能面がやや欠けていたという面が大きいので、Gmailと比較して大きく優れているというわけではありません。その点を留意しておきましょう。

Yahooメールの基本的な機能

Yahooメールの基本的な機能としては

■メール容量が10GBに

■メール容量は25MB、添付ファイルは50個まで

■フィルタの数は200個

■IMAPアクセスが可能

■メールの振り分けのフォルダが簡単に作れる

■1つのアカウントで、アドレスが10個までもてる(セーフティーアドレス)

■絵文字を送れる

といった点が挙げられます。

Yahooメールの機能で弱い点とデメリット

Yahooメールの機能で弱い点とデメリットでは

■すべてのメールの最後に文字広告がつく

■管理画面の広告が大きくて、目にうるさい

■自動で新着を再読み込みしない

■迷惑なアドレスを受信拒否する機能の精度が悪い

といった点があります。特に、Yahooメールは、画面に広告が表示される点で、仕事中に使うメールで頻繁に広告が表示されるのは好ましくありません。

Gmailの基本的機能と弱点とは?

次にGmailの特徴と機能について見てみましょう。Gmail独自の特徴や、Yahooメールよりも優れている点と機能が弱い点を紹介します。あなたがメールサービスを選択する際の参考にしてみてください。

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Gmailの基本的な機能

Gmailの基本的な機能として

■保存容量が15GB

■「Google Drive」や「Google カレンダー」など、各Googleサービスと連携が容易

■スマートフォン用アプリでプッシュ通知できる

■メールの自動振り分けに対応

■迷惑メールを排除

■携帯電話の絵文字に対応

■最大で 5 つのアカウント追加できる。

■POPアカウント5個までGmail上で管理できる。

■38の言語で利用可能。

■受信トレイのメッセージをクリックするだけで簡単にアーカイブ、検索が可能。

■添付ファイル数は無制限。

といった様々な機能を、Yahooメールと違い標準で盛り込んでいます。

Gmailの機能で弱い点とデメリット

■IMAP対応が英語版のみ。

■モバイルGmailの絵文字の自動変換は受信未対応

特に気になる点としては、この2つですがYahooメールとの違いでは、迷惑メールに対して強いというのがポイントです。

ビジネスにおけるYahooメールとGmailの細かな機能の比較

では、基本的な機能が出そろったところで、YahooメールとGmailのそれぞれの機能を大雑把に比較してみましょう。それぞれウェブメールとしての性能は十分なポテンシャルがありますが、細かなところでの違いはありますので、人によって使い勝手の違いや感じ方は異なるでしょう。

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初心者にやさしいYahooメール・多機能のGmail

【Yahooメール】

■Yahooメールは携帯への着信通知機能がある

■Yahooにはセーフティアドレスの機能があるほか、アカウントはそのままでメールアドレスを任意に変更できる

■Yahooメールは自動転送時にメールをサーバへ残すことができない

■Yahooメールのアカウントは一度解約したら二度と再利用しない規約になっている

【Gmail】

■Gmailには独自の学習型迷惑メールフィルタやラベル機能がある

■Gmailはフィルタを使って条件別に自動転送できる

■GmailはPOPメールで受信する時、SSLでないと送受信ができない

■Gmailは自動転送時にメールをサーバへ残すことができる

■Gmailのアカウントは一度解約しても再利用を否定していない(現実には直ぐの再取得はできない状況)

こうして見ると、複雑な機能面はGmailに軍配ですが、初心者が使いこなすにはYahooメールといったところですね。

機能面に加えて使い勝手も比較

【Yahooメール】

■IDを複数作れるので気軽に使い捨て感覚で使えたりする。

■下書き保存でよく使うメールのひな形を保存しておけるので便利。

■Googleより説明が親切なので初心者もわかりやすい。

【Gmail】

■容量が多い。

■広告表示がない。

■メールボックス画面のデザインを選べる。

上記以外にも、Yahooメールは、正式版とベータ版の切り替え使用ができますが、ベータ版の方が機能が増えているものの、起動が不安定。対するGmailはよく仕様変更をする傾向がありますが、安定して利用できて迷惑メール判定フィルターが強力な点が挙げられるでしょう。

ビジネスでの使いやすさならGmailにやや軍配

最後に、ビジネスにおける使いやすさの違いを比較しましょう。

■迷惑メールフィルタ

Gmailは迷惑メールの精度が高いです。Yahooメールだと、この精度があいまいな場合が見受けられます。

■アーカイブ

Gmailで便利な機能の1つとして、アーカイブがあります。アーカイブとは、メールを受信トレイから別の場所(すべてのメール)でうつすことです。ここで、[アーカイブ]をクリックすると、[すべてのメール]という場所へ、メールが移動し、受信トレイは空になります。

■検索速度

検索速度はYahoo!メールよりも、体感でGmailの方が若干早い。

■iPhoneとの連携

iPhoneとの連携、各種メールアプリとの連携もGoogleのサービスであるGmailが優れています。

ただ、Androidだと、Yahooメールアプリもあるので変わりはありません。

■広告

Yahooメールは、画面に広告が表示されて消せない。

このような比較から、ビジネスにおける使い勝手では、YahooメールよりGmailに軍配があがりそうです。

機能の違いを比較したらビジネスシーンではYahooメールよりGmailが良い

今回は、YahooメールとGmailの機能の違いを比較してきました。トータルの使いやすさで見た場合は、Gmailに分がありますが、初心者はYahooメールの使いやすさは魅力といえます。ですが、ビジネスに限定するとGmailの方が良いという結果になりました。用途によってどちらが良いかは一概にいえませんが、アカウントを作成する前は、必ず最新機能やアップデートを確認してYahooメールとGmailを比較し、使いやすい方を選ぶのが得策といえそうです。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK