週休2日制と完全週休2日制の知っておくべき違い
1ヶ月の間に1度でも週に2日休みがあるのが週休2日制
週休2日制と完全週休2日制の違いを確認する前に、それぞれの意味を見ていきます。1ヶ月の間に、1度でも週休が2日ある場合を週休2日制と呼びます。4週間のうち1週間だけ週休2日で他は週休1日の場合でも週休2日制に当てはまります。求人欄などには週休2日制、月6回など休める日数が記載されているケースが多いです。週休2日という文字に惑わされずに、何日休めるのかしっかり確認しましょう。では、完全週休2日制との違いを見ていきます。
完全週休2日制は毎週2日休める制度
次に完全週休2日制ですが、こちらは毎週、週に2日休める制度になります。土日が休みの会社や、それ以外が休日になる会社などもあります。求人欄には曜日も記載されている場合が多いです。たまに曖昧な記載がされている場合もあるので、週に2日は休みたいと思う方は、間違いのないように、完全週休2日制なのかどうかなど、しっかりと確認しておきましょう。
祝日を週休としてカウントするかは会社によって違いがある
完全週休2日制といっても、祝日を週休2日の中に含めるかどうかは、その会社によって違います。土日祝が休みと記載されている場合でも、祝日がある週は土日どちらかが出勤しなければならないケースもあります。ここも求人欄からは判断しづらいです。入社前にこういった部分が気になるのは当然なので、しっかりと確認を取っていきましょう。入社後に思っていた休日制度と違いがあった、となってしまっては遅いです。
休日の数はその会社を判断するための重要な情報
休日の数でその会社がどういった会社なのか判断できます。最近では、週休ではなく年間休日何日と記載する会社もあります。ちなみに、完全週休2日制で祝日も休みの場合は、年間休日は約120日になります。そこから祝日がある週は土日どちらかが出勤という場合は約105日という数字になります。年間休日で記載されている場合の参考にしてみてください。
労働基準法では1週間に1回休日があれば良いと定められている
労働基準法では1週間に1回の休日がなければならないと定められているだけで、週休2日は実は義務ではないのです。ですが、労働時間は週に40時間までという決まりがあります。そのため、週に6日、8時間働くと48時間労働になり労働基準法に触れる恐れがあります。そのために完全週休2日制を取り入れているという会社が多いのですね。
休日出勤は休み扱いになる
このように、週休2日制と完全週休2日制は似ていますが大きな違いがある言葉です。しかし完全週休2日制でも、思ったより休日が少なくなってしまうケースがあります。それが休日出勤です。休日出勤の場合でももちろん休み扱いにされてしまいます。手当が出るなどいい面もありますが、やっぱり休みたいという場合は、休日出勤がないか注意が必要です。せっかく完全週休2日制の会社を選んでも、そのような点を確認しておかなければ、想像と違いがあった、という自体になりかねます。
週休2日制は月に1度2日の休みがあり完全週休2日制は毎週2日の休みがある
週休2日制と完全週休2日制の違いを見てきました。週に2日は休みたいという場合は週休2日制ではなく、完全週休2日制であることをしっかりと確認してください。他にも休日出勤や残業時間などで労働時間に違いが出てきてしまうのでそこの考慮も大切です。入社前にそれらの情報はしっかりと調べておきましょう。
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