基本給における知っておくべき「加給」と「本給」の違い
本給は本来もらえる給料の額
本給というのは、基本給のようなものだと思っておいて間違いないでしょう。というのも読んで字のごとくで、本給というのは、本来もらえる給料の額という意味にあります。基本給というのも、字的には本来もらえる給料の事です。ですから、この基本給と本給を分けて考えないところも多いのです。ですので、本給とは基本給だと思っていても間違いではないのです。厳密には、基本給は本給プラス加給でなりたちます。
働いてもらえる分が本給
厳密に言うと、働いてもらえる分の金額が本給です。そして、働かなくてももらえる分の金額が加給になるのです。その加給と本給を合わせて、基本給となるのです。ここまで見ていくと、本給とはどういうもので、加給とはどういうものなのかなんとなくイメージもついてきたのではないでしょうか?
加給とは何かしらの手当
基本給において、本給とは本来もらえる給料のことで、加給とは働かなくてももらえる給料の事だと紹介しました。なぜ働かなくても給料がもらえるのでしょうか?それは、条件を満たしているからです。つまり、加給とは何らかの手当の事なのです。役職手当などの、何かしらの手当の事を、加給と呼ぶと考えておくと、分かりやすいでしょう。
加給が基本給の中に含まれることもある
これが、基本給として扱われるときもあるので、加給と本給をわけて考えないところがあるのです。その場合は、その会社には加給という考え方は存在しないことになります。しかし、なぜそういった事が起こるのでしょうか?なぜ、本給と加給を分けて考えないところがあるのか、考えてみましょう。
基本給の考え方は賞与などの計算に関わってくる
基本給の考え方は、賞与や退職金の計算の際にかかわってくるのです。ですので、それを分けて考えるところと、分けないで考えるところがあるということです。賞与を本給で計算するなら分けて考えるでしょうし、賞与を本給+加給で計算するなら、分ける必要はなくなるでしょう。本給と加給の使われ方は、こういうところで変わってくるのです。
加給が使われないところの方が賞与は高くなる
基本給の使われ方が、加給+本給という使われ方ではなく、全てあわせて本給(基本給)という使われた方をしているところの方が、明らかに賞与などの支給額は高くなるでしょう。ですから、そのあたりの使われ方はしっかりと調べておく必要があるでしょう。誰だってそういう時にもらえる額は多い方が良いですよね。
働いてもらえる本給+何かしらの手当にあたる加給=基本給で賞与の計算にも関わる
以上、基本給における「加給」と「本給」の違いと使われ方のご紹介でした。本給とは、働いてもらえる給料を指し、加給は何かしらの手当を指します。これらのふたつを合わせて、基本給と呼ぶのです。賞与の計算にもかかわってきますので、これらの違いをしっかり確認しておきましょう。この機会にしっかりと覚えて、これからの会社選択に活かしていってください。お金の問題は意外と重要です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません