30代女性が目指す年収500万円の現実性

2018年10月19日2020年6月9日30代, 女性

30代の平均年収は「男性：460万円前後」「女性300万円前後」

国税庁は毎年、民間給与実態統計調査という調査を行っていますが、この調査の平成25年度の結果を見て見ましょう。これによると、30歳から34歳の平均年収は男性が438万円、女性は294万円、35歳から39歳の場合は、男性が499万円、女性が297万円となっています。

30代で年収500万円は男性では平均より少し上・女性では少数派

したがって、年収500万円という金額は、男性の場合だと、30代前半だと平均よりやや上、30代後半だと平均となりますので、年収500万円の達成はさほど難しくないといえます。一方で、女性の場合は、30代前半・後半を通じて、平均年収は300万円弱ですから、女性全体で見ると、年収500万円を達成するのは少数派といえるでしょう。

フルタイムで働く30代女性の平均月収は30万円弱

気を付けなくてはならないのは、上で見た年収はパートタイムもフルタイムも含んだ金額であるということです。そこで30代女性のフルタイムの年収についてみてみましょう。平成25年度の厚生労働省の調査によると、1,000人以上の従業員がいる会社で働く正社員の1ヶ月の所定内給与は、30代前半の女性の場合は27万2,200円、30代後半の女性は、29万6,800円となっています。これは、男性と比べると、2割くらい低い水準ですが、パートタイムで働く人よりは当然高い水準です。

大企業で働いている30代女性は年収500万円も現実的

この金額は月収ペースですから、仮に3か月分のボーナスが支給されているとすると、30代後半の女性の平均年収は、500万円に近くなります。したがって、女性でも大企業で働いている場合は、30代で年収500万円はある程度実現可能なレベルといえるでしょう。

30代での年収500万円を目指して転職や資格取得もアリ

以上からわかるとおり、年収500万円という水準は、30代で、フルタイムで働いている場合は実現可能な水準ともいえます。もしそれに現時点で至っていない場合も転職をしたり資格取得などでキャリアアップすることで手が届く可能性はあります。

男性・女性ともに年収500万円を目指すことで生活は安定する

今後の社会を考えると、子育てや教育にかかるお金も増加傾向にありますし、家を購入するためには一定の出費が必要です。また、誰かが病気になったときのリスクなども考えると、いざというときに男性も女性も働いている夫婦というのは非常に心強いといえます。仮に夫婦が共に年収500万円の収入を得ると、世帯全体で年収1,000万円を実現することができます。将来のためにも30代で年収500万円は一つの目安になるのではないでしょうか。

転職する際は自分に合ったエージェントを頼る

年収500万円を目指して転職する人は、自分一人で転職活動を進めるだけでは難しいです。そこで、転職エージェントの利用を考えてみてはいかがでしょうか。転職エージェントは、求職者からヒアリングした情報をもとに最適な企業を紹介し、履歴書作成から面接対策まで、トータルで転職活動をサポートしてくれます。

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正社員として働く30代女性は年収500万円が現実的なので転職などもアリ

30代女性が目指す年収500万円についてご紹介しました。平均年収で見ると、女性の年収500万円は非常に少数派のように感じますが、正社員として働く30代女性にとって、年収500万円は非現実的な数字ではありません。転職や資格取得などを考えることによって、年収500万円を達成することができる可能性は十分にあります。

【参照元】国税庁

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