管理栄養士が施設で働くための志望動機の書き方と例文

2017年7月24日2020年3月31日就職活動, 管理栄養士

管理栄養士は専門知識で食事の献立を作る仕事

管理栄養士は、バランスの良い献立を考えるだけでなく、食に関する知識を活かして栄養指導もおこないます。病院や学校、老人保健施設やスポーツクラブといった様々な施設で、給食の献立作成、食育プログラムの実施、栄養管理やダイエット相談といった業務をおこないます。調理を行うこともないとはいえませんが、むしろ管理する、専門的な仕事の方がメインになります。

国家資格である管理栄養士は施設で働くことができる

管理栄養士になるには、栄養に関する専門的な教育や実務経験を規定年数受けた上で、国家試験に合格する必要があります。専門的な資格なだけに活躍の場も様々で、とくに規模の大きい施設で働く機会が多くなるでしょう。なぜなら、ある程度大きな施設は、管理栄養士の配属が義務付けられているからです。具体的な仕事内容は職場ごとに変わってきますから、志望動機も職場に合わせて書く必要があるでしょう。

志望動機にはその施設で管理栄養士として何がしたいかを明記する

管理栄養士が働ける施設は色々あります。どうしてあなたはその施設で働きたいか、考えましょう。病院で、栄養指導に取り組むことにより健康改善に寄与したいのか、学校で食育教育をしたいのか。スポーツ施設でアスリートの栄養支援をしてオリンピックでメダルを取るのをサポートしたい、といったこともあるでしょう。

あなたがその施設で管理栄養士として何をしたいのかを、志望動機に入れてください。

応募の前に施設の特徴や理念を下調べしよう

さらに、あなたが志望している施設で働きたい理由も明確にしましょう。その施設の特徴、理念、経営哲学といったものは、あなたの目指す方向性とマッチしているでしょうか。あなたの性格や気質と仕事場の雰囲気が合っているでしょうか。そこで管理栄養士としてどのように働き、どのようなステップアップをすることが考えられますか。

今後のこと、将来像といったことも含めて、志望動機にまとめてみましょう。

「食を通して何がしたいか」を志望動機に盛り込む

「食べることが好きだから」「食に興味があるから」といった理由もあるかもしれませんが、それだけでは志望動機として弱いものになってしまいます。食に関する数ある仕事の中であえて、管理栄養士になりたいと思った理由を見つけてください。「栄養に関する知識を活かして人々の生活を豊かにしたい」「食べることをきちんと管理することによって予防医学の観点から役に立ちたい」といった、管理栄養士ならではの志望動機を挙げましょう。

志望動機には教育や実務など経験を含めたものにする

管理栄養士になるために、何年かの教育を受けたり、実務経験を積んできたりといった経験が、管理栄養士として働きたいと思うきっかけになっているといいでしょう。そういった経験やエピソードを裏付けとして述べて、志望動機を具体的にしてください。そうするなら、志望動機が相手に伝わりやすくなります。

管理栄養士の志望動機は例を参考に「なぜその施設を志望するのか」を明確にする

管理栄養士が施設で働くための志望動機の書き方と例文について説明しました。

管理栄養士として働ける機関、施設はいろいろあります。志望動機も施設によって変わってきますから、まず、志望先の仕事内容を調べ、管理栄養士としてどういった業務を行うのかを確認しましょう。それから、自分が働きたいと思った理由、どのような教育を受けて経験があり、どういった仕事をしていきたいのかを志望動機にまとめてください。

こちらもあわせて読みたい！