常勤講師のボーナス金額の決め方について

2016年11月29日2020年3月31日常勤

常勤講師で教壇に立っている先生は多い

小学校、中学校、高等学校と常勤講師で教壇に立っている先生は数限りなく存在しています。実は、常勤講師には期限付き常勤講師と正規教員の産休・育休の代わりに配置される常勤講師があります。期限付き常勤講師は短くて3ヶ月から長くて1年間とあります。一方、産休・育休代替の常勤講師は、住んでいる地域にも差はありますが、1年から最長3年までと保証がついている職もあります。

夏のボーナス金額は少ないが冬は正規教員の約7割以上はもらえる

実際、例えば、4月に採用になった場合であると、夏のボーナスの金額は少ない実例が多いですが、冬のボーナスの金額は正規教員の約7割以上はもらえます。正規教員が70万円の金額をもらうとすると、常勤講師は約50万円の金額もらえるわけです。これは地方公共団体によって差がありますので、注意してくださいね。

常勤講師も授業中の勤務態度からボーナスの金額が決められる

あなたが常勤講師になったからといって、ボーナスを講師の金額の約7割確実にもらえるとは限りません。なぜなら、それは管理職たちがあなたの一挙一動に目を光らせて観察しているからです。もちろん、一番はあなた行っている授業です。授業のポイントを整理します。

・授業中、生徒さんたちは居眠りしていないか？

・授業に集中できない生徒さんに対して、的確な指導ができているか？

・真面目な生徒さんたちにもきちんと目を配って、わかりやすく楽しい授業が展開できているか？

・担当しているクラスの成績が着実に伸びているか？

職員室での何気ない会話もチェックされている

様々な角度から、管理職たちは常勤講師の勤務態度をチェックしているのです。職員室での何気ない会話の中でも、あなたの社交性や社会適応性を見ているのです。ボーナスはそういった点からも、評価され、良い評価を得ることができた講師に、公平に配分されているのです。

職員室での何気ない会話もチェックされている

様々な角度から、管理職たちは常勤講師の勤務態度をチェックしているのです。職員室での何気ない会話の中でも、あなたの社交性や社会適応性を見ているのです。ボーナスはそういった点からも、評価され、良い評価を得ることができた講師に、公平に配分されているのです。

常勤講師のボーナスの金額には部活動における評価も重要

先ほど、ボーナスの金額に関して、授業についてのポイントを述べましたが、特に中学校・高等学校では放課後に行われる部活動も評価の対象であるといえましょう。部活動は、かつて、あなたが経験したことのあるスポーツや文化部の顧問、または副顧問として任命を受ける場合があります。部活動では、まずペアで組む正規教員と上手くコミュニケーションが取れるか、また正規教員が困っているとき、察知して何が助けになるかを考え迅速に行動することが求められています。

常勤講師も生徒にとって立派な先生

もちろん生徒さんたちの指導も最重要ですが、部活動とはコミュニケーションが最も必要とされる学校活動なのです。常勤講師だから、あまり責任がないとか、部活動はボーナスに響かないとか、考えてはいけません。あなたが常勤講師であれ、生徒さんたちにとったら、あなたは立派な先生なのです。あなたの一言で生徒さんの人生を変える事だってできるのです。

常勤講師のボーナスの金額は授業だけでなく日常の態度や部活動なども考慮される

常勤講師にとって、毎日が勝負です。いつ正規採用になるかわからない長い道のりを歩きながら、常にベストを尽くそうとする前向きな姿勢が求められているからです。しかし、一生懸命がんばる、あなたの姿は生徒さんたちの希望そして憧れなのです。ボーナスの金額は、正規教員に比べて少ないかもしれませんが、明日を担う若い日本の子供たちのためにがんばってくださいね。

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