転勤のない仕事や職種の特徴と会社を選ぶコツ

2016年12月9日2020年3月31日転勤

転勤のない仕事に就くには企業規模の小さい会社を探す

転勤のない仕事に就きたいときには、まずは企業規模の小さい会社を探しましょう。全国に支店や営業所を持つ大企業では転勤を避けられませんが、転勤先となる営業所や支店のない小さい会社では、転勤のしようがありません。企業規模の小さい会社であれば、転勤は比較的少ないといえるでしょう。

支店を持たない会社であれば転勤はない

大企業の場合は、希望しなくても、転勤をさせられるケースが多いです。というのも、会社が社員を転勤させるのは、労働効率を上げるためではなく、同じ職場に居続けることによるなれ合いや、不正を防止するためなのです。そのため支店や営業所など、転勤先のある企業に就職した場合、何課でどのような業務をしていようが、転勤はさせられるものと考えた方が良いでしょう。転勤のない仕事に就きたいのであれば、支店などを持たない本社しかない会社の職業に就くことをおすすめします。

地域分社制の会社は基本的に転勤がない

大企業でも、地域分社制を取りいれている会社であれば、転勤は少ないです。地域分社制とは、地域ごとの子会社を別会社化させることです。つまり、支店同士、営業所同士は同じ社名でも別会社なので、支店間、営業所間での転勤は基本的に行われません。転勤のない仕事に就きたいときには、地域分社制を取りいれている会社を探してみましょう。

大企業の中でも事務職は転勤が少ない職業

大企業で働きたいけれど、転勤のない仕事がいいというときには、事務職を希望するのが良いでしょう。一般事務や総務部、経理部では、他の部署よりも転勤が少ない会社が多いです。ただし、事務職は女性の職場というイメージがまだ根強いうえに、最近では正社員での雇用も少なくなっていることから、男性で事務職に就くのは狭き門です。

転勤のない仕事には地方公務員がある

転勤のない仕事に就きたいといっても、民間企業に就職すれば、いつ転勤があってもおかしくありません。今は本社しかなくても、事業拡大に伴って、支店や営業所ができる可能性は十分あります。どうしても転勤のない仕事に就きたい方は、地方自治体の公務員を目指すのがおすすめです。

民間企業に比べると転勤の可能性ははるかに低い

都道府県などの地方自治体の公務員であれば、転勤があろうと、基本的にはその自治体の管轄内での異動です。全国を飛びまわるような転勤はありません。地元に住み続けたいという希望も、難なく叶えられるでしょう。ただし、地方自治体の公務員でも、国に派遣されるケースがあるので、100％安全というわけではありませんが、民間企業に比べたら、越県転勤の可能性は限りなく0に近い職業です。

転勤のない仕事として自営業という職業もある

転勤のない仕事として、自営業という仕事も挙げられます。もちろん自営業をするのは、簡単なことではありません。しかし、どうしても転勤せずに一定の場所で働きたいと思うのであれば、自営業も転勤がない職業のひとつだといえるでしょう。

転勤のない仕事には事業規模が小さい会社・事務職・地方公務員・自営業などがある

以上、「転勤のない仕事や職種の特徴と会社を選ぶコツ」についてでした。転勤のない仕事には、事業規模が小さい会社への就職や自営業などがあります。また比較的、転勤が少ない職業として地方公務員や事務員などが挙げられました。ぜひ参考にしてください。また、入社時に「転勤のない仕事」と言われても、転勤の可能性は0ではない職業もあることを覚えておくと良いでしょう。

こちらもあわせて読みたい！