【派遣も可能!?】直接雇用じゃない社員が休職する際の注意点
派遣社員は休職制度を利用できない
派遣社員は、基本的には休職制度を利用できないと考えた方が良いでしょう。
そもそも人員が足りなくなったから派遣というシステムを利用して人員を補充しているのですから、その人員に長期で休まれたら別の派遣社員を会社にいれて補充したいと考えるのが当たり前です。
ですから、基本的には派遣社員では休職制度は利用できないと考えた方が良いでしょう。
ただし交渉次第では休職できるケースもある
ただ、それはあくまでも一般的な話なので、派遣元とうまく交渉して、会社間でうまく折り合いがつけば、派遣社員として休職制度を利用することも決して不可能ではありません。
けれど、あまり現実的ではないので、よほど優秀な派遣社員だったり、よほどその現場で愛されているような派遣社員でなければ、基本的には無理だと思った方が良いです。
派遣社員は派遣元での休職扱いとなる
派遣社員が休職をすると、派遣元での休職扱いとなります。つまり、復帰したら、今までいた派遣先に復帰するのではなく、まったく別の会社にまた新しく派遣社員として参加するようになるのです。
ですから、派遣元から見れば休職ですが、派遣先からみると退職となります。
休職後、すぐに派遣先が見つかるとも限らない
また、派遣社員なので、そうして休職してからまた新しい派遣先を探そうとしても、なかなか見つからないという可能性もあります。
ですから、復職する際にはその点も視野にいれて、いくつかの派遣会社に登録して、幅広く探した方がすぐに復帰できることにはなるでしょう。
派遣社員でも傷病手当はもらえる
もともとの派遣会社の健康保険に加入していて、派遣先に2か月以上の勤務実績があり、休職を願いでて退職する前に3日以上連続で休んだら、傷病手当が受け取れます。
休職はできなくてもそうした制度は利用できるので、もし休職を願い出ようと考えていて、健康保険に加入しているのであれば、3日以上休んでから申し出るのが良いでしょう。
休職や傷病手当を申し出るなら派遣会社に
これらの制度を利用したいのであれば、あくまでも派遣会社に申し出るようにしましょう。
派遣先にいっても派遣先はあくまでも派遣されてきているだけですから、困ってしまうでしょう。休職を願い出る時もそうですが、基本的には派遣会社と話をするようにして下さい。
派遣社員の場合、一般的に休職はできないと考えておこう
このように基本的に派遣社員は休職することができませんから、心も身体も管理して、常に健やかでいることが求められます。
せっかく良い会社に派遣されているのであれば、なおさらですね。なかなか良い会社なんてありませんから、休職してまでその会社に残りたいと思えるような会社に派遣されたのであれば、しっかり体調を管理していくのが一番良いでしょう。
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