生理痛で仕事を休む場合に使える適切な言い方
約4割の女性が会社を生理痛で休む経験がある
ある調査では、生理痛で仕事を休む経験をしたという女性は、アンケートを取った人数の4割にものぼたという結果があります。実に多くの人が、本当の理由を伝えているかどうかに関わらず、生理痛が原因で会社を欠勤したり、休む経験をしています。
そう考えれば、生理痛で仕事を休むことに罪悪感を抱く必要はありません。ときには欠勤もやむなし、と考えて付き合っていくようにしましょう。
生理痛で仕事を休む時の欠勤手法として有給休暇申請の人が多い
生理痛で仕事を休むときは、欠勤理由・言い方を考る必要のない有給休暇を申請する女性が多いようです。有給休暇は、法的にも非常に効力の強いものであり、よほどの理由がない限りは休暇の申請を拒めないというのも、理由の一つでしょう。また、多くの会社は有給休暇の申請を行う場合に理由について報告する義務がないので、気軽に申請を行えるというメリットもあります。
つまり、生理痛で会社を休む際は、欠勤理由・言い方を考える必要のない有給を使用するのです。
会社を生理痛で休む場合の言い方とは
生理痛の重い人は、腹痛だけでなく吐き気や頭痛、そしてめまいなど立っていられないくらいひどい症状が全身にでる場合があります。会社を休みたいと強く思ってしまうでしょう。生理痛がひどいと、仕事どころではなく動くのも大変という感じになり、仕事を休まざるをえなくなります。そんなとき「今日は仕事を休みたい。でもどうやった言い方すればいいかな」と悩まれる方も多いかと思います。
生理痛だから仕事を休むと正直に伝えるのは抵抗もあるでしょうが、どのような方法が良いのでしょうか。
生理痛で仕事を休む際の欠勤理由は正直に
生理痛で仕事を休む際の欠勤理由は正直にしましょう。男性が上司だったりすると、生理痛で休むとは言えず、「腹痛で休みます」と曖昧に言ってしまう場合がありますが、欠勤理由は正直に「生理痛でお休みたいです」と言えば良いでしょう。例え男性の上司でも、その言葉の意味はわかっているはずです。
遠慮せずに本当のことだけを伝える言い方で
男性上司に生理痛のため会社を休みたいという連絡は抵抗があるでしょうが、最近は生理休暇がある企業も増えてきています。男性でも生理痛が大変であるという点の認知は進んできています。変に遠慮せず、立派な欠勤理由と考えて事実だけを伝えれれば十分なのです。
会社を生理痛で休むと伝えたくない場合
会社を生理痛で休む場合の言い方をみていきました。上記で「生理痛で仕事を休む時でも欠勤理由は正直に言うのが一番」という点をお伝えしましたが、それでも生理痛だと言いたくない、というケースがあればどうすればいいのでしょうか。生理は月一回でやってきます。生理痛で仕事を休みたいと会社に連絡するのは悩みの種にならないように、きちんと自分の中で対策を練りましょう。
デリカシーがない上司なら生理痛と言わずに事後対応で
上司にデリカシーがなく、きちんと仕事上の会話として受け止められる人じゃないと、「今週○○さんは生理だから機嫌が悪いんだよ」と色んなシーンで話題にされて、嫌な思いをするかもしれません。上司が過剰反応したり、デリカシーに欠ける人であれば、ひとまず腹痛などの理由にしておきましょう。
生理休暇などの制度がありますから、そういった場合は事後対応にして直接労務を管理している人に掛け合えばいいのです。
腹痛と伝えておけば大抵は伝わるケースが多い
男性の上司に対して「生理痛」と伝えにくいというのもあるでしょうから、その場合は、「腹痛」と伝えればなんとなく上司だけでなく周りの従業員も察してくれるでしょう。
生理痛で仕事を休むのは問題?
会社を生理痛で休む場合の言い方の注意点については、おわかりになりましたでしょうか。会社を生理痛で休むか否かは、切実な問題です。生理痛が辛い女性にとっては、仕事をするのも辛いと感じるはずですし、生理痛がひどいときに無理して仕事をしたとしても、いつものようなパフォーマンス発揮できないでしょう。
とはいえ、生理痛は毎月くるものですし、厳密にいうと病気ではありません。果たして、生理痛を欠勤理由にするのは問題なのでしょうか。
法律で生理休暇は認められている
実は、労働基準法で女性の生理痛に対応した法律が定められているのです。それは生理休暇といい、生理日の就業が著しく困難な女性に対する措置として機能させるべきなのです。
労働基準法第68条では、使用者は生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない、とあります。
頻繁に生理痛で仕事を休む場合は上司への相談も必要
生理痛がひどいからと言っても、仕事は休まないに越したことはありません。しかし、どうしても辛くて仕事ができないようであれば、会社で人に迷惑を掛けないためにも、思い切って休んだ方が良いこともありますので、問題だとは思わない方が賢明です。また、一般の目もそういった風に変わってきています。
ですが、あまりにも頻繁に仕事を休むようであれば、倫理観の問題はありますので、あらかじめ上司に相談しましょう。相談しておけば、何か良いアドバイスが受けられるかもしれませんし、仕事面でも配慮してくれる可能性もあるからです。
労働基準法で認められている生理休暇を会社が許可してくれない場合は?
女性の生理休暇は労働基準法で認められていることが分かりました。法律で決まっているので、企業は順守しなければなりません。しかし、それでも企業が許可をしてくれない場合は、今後の自分の体調も考えて、転職することを考える必要があるかもしれません。体調を崩してしまっては元も子もありませんからね。
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