新入社員の給料は時給換算でどのくらいなのか
そもそも新入社員の給料っていくらなの?
社会人として働くようになり早数か月。
新入社員として日々仕事と格闘しながら頑張って働いている分、会社からもらえるお給料は、学生のバイトとは違い、格別な思いがありますよね。
ですがふと、新入社員の給料を時給で換算したらいくらくらいなのか?といった疑問が頭によぎったりしませんか。
そもそも、新入社員ってどのくらいの給料をもらっているものなのでしょうか。
新入社員の月給を24万円と仮定すると・・・・・・
通常、給料とは基本給に通勤手当や住宅手当といった生活手当と資格手当といった職能手当などの諸手当が含まれたものを言います。
新入社員の給料の構成を確認しておきましょう。
基本給→18万円
生活手当→2万円
職能手当→4万円
合計=24万円
新入社員の初任給を24万円と仮定すると、内訳はだいたいこのような形になります。次では、新入社員の月給を24万円した場合の時給について考えていきたいと思います。
新入社員の時給の計算方法
ここでは、新入社員の時給の計算方法をみていきましょう。
1か月は28~31日ありますので、ここから休日を除き、勤務日数を確認しましょう。
休日は、土日・祝日・年末年始等の特別休暇を除いたものです。
1年間の休日は、
土日→110日/年
祝祭日→15日/年
合計=125日
365日-125日=240日・・・1年の勤務日数
240日÷12か月=20日・・・1か月の勤務日数
新入社員の時給は1,500円
勤務時間が朝9時から夕方18時までが勤務時間とすると、
18時-9時=9時間
ここから昼休みの休憩時間を除きます。
9時間-1時間=8時間・・・1日の勤務時間
20日×8時間=160時間・・・1ヶ月の勤務時間
1か月の勤務時間が160時間ですので、
月給で割ると・・・
24万円÷160時間=1,500円
新入社員の給料を時給換算すると、大体1,500円に相当します!!
新入社員の残業代は、時給換算するとどのくらい?
ここまでは、新入社員の給料を時給換算した金額をみていきました。
では次に、新入社員の残業代を時給換算するといくらになるのかをみていきましょう。
上記の仮定だと新入社員の残業時の時給は約1,720円
残業代は労働基準法により基本時給の25%増しをするように定められています。
ここで注意したいのは、残業代の時給を計算する時は、通勤手当や住宅手当といった生活手当分は除くという点です。
基本給→18万円
職能手当→4万円
合計=22万円
この22万円を時給換算してみましょう。
22万円÷160時間=1,375円
さらに、この時給に割増賃金の残業代になるように計算します。
1,375円×1.25=1,718.75円
残業代はだいたいこのような金額になるのです。
新入社員の給料を時給換算すると、約1,500円になります!
今回は、新入社員の給料は時給換算した場合、どのくらいになるのかについて見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。
新入社員の給料を時給換算すると、約1,500円程度になるようです。また、残業代を時給換算すると大体1,375円ほどになるようです。学生時代のバイトの時給と比べてみていかがでしたでしょうか。人によってはもっと時給をもらっていた人もいるでしょう。そう、新入社員の給料はそこまで高いものではないのです。
ですが、仕事を通して得られる経験は、こんな時給の比にならないほど日々多くの物事を学び身につけているはずですよね。新入社員のうちは時給などに囚われることなく、目の前の仕事に打ち込んでどんどん自分の糧にしていってくださいね!
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