上司の出張に同行する際の対応マナー
電車での出張では上司との席の並びに注意しよう!
上司と出張する、または上司の出張に同行する際、何よりも移動中の席の並びに気を付ければなりません。
ビジネスである以上、上司と部下という関係は会社を出ても続いています。
では、どういった点に気を付ければいいのでしょうか?
上司を窓側にして部下は通路側に座るのが基本
新幹線や飛行機に上司の同行で乗るときは、部下は通路側に座るのが基本です。そして上司が窓側に座ってもらいましょう。
なぜなら、網棚やラゲッジスペースへの荷物の上げ下ろしは部下の仕事だからです。
また、車内販売や機内サービスでの商品の受け渡しも、通路側で率先的にこなすべきだからです。ただし、上司が通路側を望む場合はそうしましょう。
上司がグリーン車なら部下は一般車両に座る
上司の同行で出張に行くとき、上司がグリーン車に席を取ったのであれば、部下は前後どちらかの一般車両の席を取るのがマナーです。
あくまでも同行である点を忘れず、一般社員である部下はランクを1つ下げるのも上司を立てるための大事な心構えなのです。
同じ車両で隣に座った場合は上司との会話にも気を遣おう
出張の移動中には、上司との会話にも気を遣いましょう。
もしかすると、上司は寝たいかもしれないので確認しておきます。
もしそうでなければ、このタイミングを使って出張先での仕事の流れ、会う人について詳細をリサーチしながらビジネス会議を行っておきましょう。
上司と出張する際の飛行機移動のマナー
では続いて、上司の出張に同行する際の、飛行機移動におけるマナーを見ておきましょう。
電車と違い、飛行機移動の際は移動する便が別々であったり、また搭乗口が多く待ち合わせも様々なケースが考えられます。
ある程度のマナーを先に弁えておき、待ち合わせの段階から上司に対する対応を怠らないようにしましょう。
出発便が別々の場合は「上司より早い便」で飛び現地で待つ
飛行機は、クラスにもよりますが客席が200席程度の場合が多くなります。
出発地と到着地によっては、「席が2人分確保できなかった」などのイレギュラーが電車よりも起こりやすいといえるのです。
そういった場合の対応としては、必ず上司よりも先の便で現地に飛び、出張の準備を終わらせて上司の到着を待つようにするのがマナーです。
間違っても、現地で上司を待たせるようなケースは避けなければなりません。ただし、商談の時間などで上司が先に向かう必要がある際などは、この限りではありません。
大きな空港では必ず待ち合わせてから一緒に搭乗口へ
上司の出張に同行する際、規模の大きな空港を利用するのであれば、必ず待ち合わせをして一緒に搭乗口へ向かうようにしましょう。
一人で先に搭乗口付近にいるのはマナー違反です。
電車の場合は、もし乗り遅れても次の新幹線の自由席に座れば問題ありませんが、飛行機の場合は搭乗に関して様々なルールが存在します。
あなたが搭乗できていても上司が搭乗できなかった場合などに、振替を行うには搭乗口で細かな手続きをせねばなりません。
そうすると、到着もどんどんずれ込むことにもなりかねませんので、足並みはしっかりとそろえるようにするのが大事です。
上司の出張に同行する際は電車では上司を窓側に! 飛行機では上司より先に現地へ
今回は、上司の出張に同行する際の対応マナーについて見てきました。
初めにも述べましたが、上司の出張に同行する際は、会社の外であってもビジネスの関係は当然ながら継続していると考えて、きちんと気を遣うようにすることです。
電車では必ず上司に窓側に座ってもらい、身の周りの世話をするようにしましょう。
対して飛行機では、上司と同じ便になった場合は必ず待ち合わせをしてから搭乗口に向かうようにして、別々の便であれば先に到着しておき、準備を済ませて上司を迎えるようにするのが正しいビジネスマナーといえます。必ず把握しておきましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません