自己PRで「業務の効率化」を活用するポイントと参考例
転職活動の面接で気を付けたい3つのポイント
業務の効率化を図るには、いくつかポイントがあります。挙げてみれば「何だ、そんなの分かっている」と“知っていた”としても、実際には“できていなかった”可能性があります。何事も、基本に立ち返って改めて認識しなおすことが大切な一歩となるのです。
業務の効率化で自己PRする①「労力削減」がメインテーマ
労力の削減は、業務の効率化における最も押さえておくべきポイントと言えるでしょう。日々の業務において、無駄な労力を費やしてしまうことは、「人件費の増加」や「労働時間」「作業の進捗状況」に大きく影響を及ぼしてしまいます。最小の労力で最大の効果を生み出すように再検討しましょう。
業務の効率化で自己PRする②「強みとなる実績」と組み合わせる
新卒生に比べ、転職者の強みは実績を持っている点でしょう。「そんなもの、持ってないよ……」という懸念をお持ちの方も、アピールすべき「業務の効率化」に加え、「自分が取り組んだもの」「作業時間の短縮化」「顧客満足度の向上」「コスト削減」といった項目に心当たりがきっとあるはず。実績としてあなたが「成してきたこと」をアピールすればいいのです。『業務の効率化の推進+あなたの強みとなる実績』、上手に伝えられるようまとめてみましょう。
業務の効率化で自己PRする③「企業が求めているもの」と「自分が目指すもの」
「業務の効率化」と「強みとなる実績」を組み合わせる際は、大局的な方向性を持たせて結び合わせると良いでしょう。企業があなたに『何を求めているか』、そして、あなたが『何を目指しているか』という2点です。その企業の理念をしっかりと把握しておきましょう。また目標を持っている人間は、面接という場でなくても高い評価をされます。企業とのマッチングを考慮しつつ、これらの要素もぜひ面接で伝えたいものです。
転職の面接で「業務の効率化」を自己PRする際の例
自己PR例からどのようにアピールするのかを見ていきます。あくまで参考ではありますが、他の人がどのような方法をとっているのか見ておいて損はないはずです。また、企業によっては効果の薄い、もしくはアピールにはなりえないものもあるので注意です。
例:「マクロでがんがん効率化できます!」
マクロでいろいろ変えられるとかえって困る、というケースも……。
自己PR例①:「効率化を図った結果」具体例
私は、効率良く行動するように仕事を進めるのが自分の強みだと思っています。
飲食店でのホールスタッフの人員不足の際、仕事がうまく回らずお客様から不満の声を頂きました。それを受け私は、各スタッフの手が空いた際は、忙しいスタッフの業務を助け合うよう指示したところ、お客様からの不満の声も削減でき、帰り際にお客様から、「気遣いのある接客で良い時間が過ごせた」との声を頂けるようになりました。
自己PR例②:「だから御社に活かせます」に持っていく!
私は仕事をするにあたり、「管理する」という点に注力して仕事をしてきました。
まずは「時間」を管理するという点です。業務に対して期限をつけて、時間管理を徹底し、業務の効率化を図りました。また、業務だけでなく「人」への管理にも注力してきました。チームメンバーのスケジュールも時間管理を中心に実施したところ、各メンバーの残業時間を週8時間あったものを4時間まで減らすことに成功しました。
転職面接で業務の効率化をネタに自己PRする際は企業の求める人物像を忘れない!
転職面接で業務の効率化をネタに自己PRする際は、企業の求める人物像を忘れないようにしましょう。また業務の効率化だけを推すのではなく、他の業績などと組み合わせて主張すると良いでしょう。企業としては、効率の良い人間を雇いたいと考えるのは当然ですので、あなたが仕事を効率良くこなせる人間である点を積極的にPRしていきましょう。
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