新入社員の気になるボーナスの平均金額【支給日・使い道】
最近のボーナス事情はどうなっている?
まずは最近のボーナス事情について見てみましょう。
ボーナスは、一般的には夏と冬の2回支給と定めている会社が多いです。
ボーナスは、査定によって決まるところもあれば、業績により変動するところもあります。あるいは月給の何か月分と定められている場合もあります。
いずれにしても、周りの人がどれぐらいボーナスをもらっているのか気になりますよね。現代のビジネスシーンでは、ボーナスの支給額などはどうなっているのか見ていきましょう。
夏・冬のボーナス支給の平均金額
2013年の冬のボーナス支給平均金額の調査によると、約57万円という結果になりました。また、2014年夏のボーナスの推定支給額は約56万円で、前年比よりも3%近くアップしているようです。
このことから、新入社員の2014年冬のボーナスは、夏のボーナスと同様に3%アップと考えると、推定支給平均金額は平均59万円となるようです。
ボーナス支給金額は年々上昇傾向に
最近の新入社員のボーナス支給金額は、年々上向きの傾向にあるとのこと。
これは、大手企業のボーナスの平均金額が昇給していることが起因と考えられます。特に自動車産業のトヨタなど黒字経営などのニュースもありますので、そういった製造事業の経済効果なども、ボーナスの平均金額が上がっている要因としてあるのでしょう。
また、ボーナスの平均金額が上がっている要因の一つに、パート起用による人件費の削除に乗り出している企業なども背景にあったりします。そのため一概に、全般的にボーナスが上がったとは言えないと思いますが、大手企業のこういったデフレ対策の一環として、ボーナスの支給額UPをしていることも理由としてあります。
不景気であっても公務員は安定している
業種別のボーナス支給平均金額として、「金融業」「公務員」「製造業」がトップ3を占めています。第1位の金融業は、平均金額が約85万円、ついで公務員が約65万円となっています。気になる「IT業」は、第5位で約55万円となっています。
総量規制などの法改正もあり、業績を思わしくないのかと思っていましたが、そうでもないということがわかりました。また、この不景気の時代であっても、公務員のボーナス額が高いみたいですね。
あとは製造行やIT業界が高い順位なのもうなずけます。
ボーナスの支給日と使い道は?
ボーナスの使い道でもっとも多かったのは、「貯金」をするという意見でした。ですが、中には初めてのまとまったボーナスで、自分へのご褒美に贅沢品を買う人もいるようです。最初のボーナスというものは、やはり特別に感じるもの。支給日は概ね「11月の末~12月の上旬」という企業が多いようです。
約9割の人がボーナスを「貯金」に回している
ボーナスの使い道を「貯金」と答えた人が約9割と、圧倒的多数です。
そのうち半数以上が、ボーナスの10万円以上を貯金に回す予定なのだそうです。なかには、「ボーナスのゆくえはすべて貯金に!」という人や、「いっさい使わずにすべて貯金します!」という人など、“全額貯金派”も少なからずいるようです。
ボーナス支給日は「12月の第一金曜日」が多い
民間大手企業の冬のボーナス支給日は、原則として「12月の第一金曜日」となっています。大手電機メーカーと関連会社は、定例的に12月10日にしているところがほとんどです。基本的には、この12月の中旬ごろを支給日として定めている企業が多いようです。
新入社員のボーナスの平均金額はどのくらい?
では、新入社員のボーナスの平均金額はいくらなのか、気になるところですよね。そこに関して見ていきましょう。やはり、中堅以上の社員にくらべると新入社員はボーナスの平均金額は少なめなのでしょうか。
新入社員のボーナス支給平均金額は「寸志程度」
上場企業の調べによると、夏のボーナス平均金額は、大学卒で約9万円、高校卒で約8万円であることが、産労総合研究所の調査で判明されています。ちなみに、鉄道 ・バス業界のボーナス支給平均金額はこれに比べてよかったようです。電力、外食 産業は減少気味ということでした。電力はわかりますが、外食産業も意外と厳しいようです。
新入社員のボーナスの平均金額に関してのまとめ
新入社員のボーナス支給平均金額についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?今回は新入社員のボーナスの平均金額に関して紹介しました。ただ賞与に関しては、企業が支給するかどうかも決められるところでもあります。
また企業の業績によって新入社員のボーナスの平均金額は大きく変わります。また、基本的に賞与支給は大手企業が多いのです。
一日でも早くこの不景気が回復して、一般的にボーナス支給する企業が増えて欲しいところです。
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