借り換えをカードローン利用者が行う場合のメリット

2017年1月16日2020年3月31日カードローン

借り換えとは現状よりも低金利のローンに借りなおすこと

カードローンにおける借り換えとは、現状よりも低金利のローンに借りなおすことをさします。たとえば、消費者金融から18.0％で50万円を借入した際に、銀行から15.0％で50万円を借入し、消費者金融の借入を全て返済した後、金利が安い銀行のみの返済に切り替えることをいいます。現状よりも低金利になるので、利息の負担を軽くできるのです。

カードローンは使用目的が無くても借りることができる

では、カードローンとはどういうものなのでしょうか。ローンには様々な種類があります。住宅を購入する際の住宅ローンや、自動車を購入する際の自動車ローン、結婚ローンなどがあるでしょう。ローンは基本的に何か購入する目的があって始めてお金を借りることができるのですが、カードローンにおいては特に使用目的がなくても、安定した収入さえあれば誰でも借入できるメリットがあります。では、このカードローンで借りたお金を借り換えすることで、どんなメリットが生まれるのでしょうか。

カードローンの借り換えは利息が抑えられるメリットがある

カードローンの借り換えのメリットは、やはり利息を抑えられるという点に最も大きいと言えるでしょう。カードローンはその他のローンと比較すると、簡単に借入ができる分、利息の負担は大きくなります。そのため、高金利のところで、返済を続けていると、利息がどうしても高くなってしまうものです。その負担を抑えるために、借り換えを行うメリットがあります。

高額を借りた時ほど借り換えのメリットが大きい

借り換えのメリットを一番活かせるのは、高額融資を受け、長期期間返済をしなければならない人だと言えます。少額融資で、短期間で返済するのであれば、消費者金融が取り扱っている、初回借入のみ30日間利息が0円になる無利息期間を活用したほうが良いでしょう。しかし、高額融資を受けた場合は、どうしても毎月の負担を減らすために、長期期間返済をしなければなりません。そのため、借り入れによる利息の軽減が非常に助かるためメリットが大きいのです。

借り換えをする際は返済期間に注意

借り換えのメリットは大きいというのがわかりました。ただし、借り換えをする際にも注意しなければならない点があります。借り換えをする考えとして、「毎月の負担を抑えたい」という要望があったとします。確かに借り換えをすると、総返済額が少なくなるので少しずつ返しても大丈夫だと錯覚してしまうのですが、返済期間が長ければ長いほど、利息負担は大きくなってしまうので、結果として借り換えをしたのに損をしてしまうケースが起こり得るのです。

金利が下がっても総返済額が多くなる可能性がある

利息が少なくなっても、その分返済期間が長くなれば、結局のところ総返済額が変わらない状態になってしまうことは、十分に考えられます。借り換えをする際は、低金利になったからこそ、毎月の返済を上乗せしてなるべく早く完済することで、メリットを活かせるでしょう。借り換えをする際は、その点をきちんと理解しておきましょう。

カードローンの借り換えは利息を抑えられるため短期間の完済でメリットが生まれる

カードローンを借り換えする際に、絶対理解しておきたい基礎知識をご紹介しました。借り換えは確かに、今よりも低金利になるので、利息の負担を抑えられるメリットがあります。しかし、利息が減ったからと言って、あまりにも毎月の返済額を少なくしてしまうと、結局総返済額は変わらなかったケースもあるのです。借り換えをする際は、そういった点もよく理解してメリットを活かせるようにしましょう。