年収60万円UP!私の転職を成功に導いた”2つのツール”【厳選】
新卒で中小企業に就職、やりがいを感じていた入社当初
学生時代、とくにやりたいこともなかった私は、インターン先の社長の人柄に魅力を感じ、中小のメーカーに就職しました。 入社2、3年目までは、仕事を覚えることで精一杯でしたが、日々自分が成長していることを実感できたし、やりがいも感じていました。
入社3年目以降になると徐々に不満がでる
しかし、仕事を覚えていくにつれ、次第に心境に変化が表れてきました。 毎日が同じ作業の繰り返し、入社して3年目が経ち、気づけば仕事に対するモチベーションはほぼ皆無に。何のために誰のために仕事をしているのかも分からず、ただただ不満は募るばかりでした。 当時私が勤めていた会社の社長は、人柄はよかったものの、経営者としての才覚に乏しい人。それ故、新規事業を立ち上げる等の取り組みもなく、淡々と時間が過ぎていく様になり、自分の成長が感じられなくなっていったのです。
ライフワークバランスの悪さと年収額が不満の原因
また、入社当初は気にならなかった長時間労働も、悩みの種となっていきました。 自分の時間を確保したいけど、仕事はしなければならない…。休日だとしても、予定を入れる相手すらおらず、心のなかにポカンと一つ穴が開いたような状態に。
何を始めたらいいかわからないまま転職サイトに登録
このような理由から転職を決意したはいいものの、何をどう始めたらいいのかまるでわからない状態。まずは、求人情報を得ることを中心に始めようと決意して、大手転職サイトの「リクナビNEXT」と「@type」に登録しました。
多すぎる求人情報が企業選びの妨げに
転職サイトのいいところは、多くの求人情報を簡単に得られることです。 特に「リクナビNEXT」は求人の数も業界最多で、選択肢は非常に広くなるといえます。しかし、私にとってはそれがかえって効率の良い企業選びの妨げになっていました。 自分のキャリアプランを明確にできている人ならともかく、当時の私のように、何をしていきたいのかわからない状態で、ただ転職サイトに登録してもあまり意味がありません。 ただ、転職初心者の私にとって、履歴書(スカウトレジュメ)の無料添削や、転職市場の動向についてのコラムなどは非常に役立ったので、なんだかんだ登録しておいて損はなかったと思います。私の周りの友人も2、3個ほどサービスを併用しながら情報を取得していました。
仕事を続けながらの転職活動は「Die hard」
それに加え、転職サイトに登録したはいいものの、仕事と並行して転職活動をするのはなかなか大変なこと。上司や同期に、私が転職中であることはもちろん内密にしていたので、仕事量が変わることはまずありません。 しかし、動かなければ何も始まらないと思い、試しに気になった企業にアプローチしてみるも全く上手くいかず。正直、自信を失くしていました。
大きな期待を持って転職エージェントに登録
そんなこんなで転職活動に行き詰まっていたところ、友人から転職エージェントの話を聞きました。「転職エージェントを利用すれば、将来のキャリアプランに関する相談にも乗ってもらえるし、何よりも自分に合った求人情報をくれる」 そう聞いた私は、それなら仕事をしながらでも効率良く転職活動ができると思い、色々な口コミを元に評判の高かった「リクルートエージェント」に登録。
一度はミスマッチを感じる
エージェントに登録した当初は、私の趣向とはかけ離れた求人を紹介されたり、「ちょっと反りがあわないなあ…」と感じることが多々ありました。 面接指導や履歴書の添削指導等希望など、転職エージェントに登録するメリットは確かにたくさんあります。 しかしそれ以前に、しっかりエージェントと意志疎通をすることが重要だということに気がついたのです。それを怠ってしまうと、エージェントに登録する意味はほぼありません。
エージェントに不安や不満を正直に伝える
エージェントだって人間です。 こちらがどういった意志で転職活動を進めたいかをしっかり伝えてあげなければなりません。私は自称コミ障ということもあり(笑)、前述した通り担当エージェントとの意思疎通がしっかりできていませんでした。 そこで、一度じっくり面談をする機会を設けたのです。 仕事が忙しいため、もっと効率よく転職活動を進めたいことや、自分の目指したい方向性を素直に伝えると、担当のエージェントは真摯に私の言葉を受け止めてくれました。 「今後そういった不満があれば、いつでも話してください。」と優しい言葉を投げかけられ、心がとても楽になったことを今でも覚えています。
2人3脚の転職活動で志望企業から早期に内定を獲得
話し合いをきっかけに、私の要望に沿った選考スピードの速い求人を紹介してくれるようになり、2人3脚で取り組もうという熱心さを感じました。転職における自己分析、業界研究の正しいやり方までをも教えてくれ、行きたい業界が明確に決まったこともその要因の一つです。 また、面接指導や履歴書添削に関しても、お互いスピード感を持って取り組めるようになり、転職活動の効率も飛躍的に上がりました。そして結果的に、志望していた企業から早期に内定をいただき、転職を成功させることができたのです。
早期内定を得たいならズバリ「この手順」
今回、私が転職をする上で行った手順は下記の通り。
転職成功8つのステップ
①転職媒体「リクナビNEXT」「@type」に登録
(※個人的にリクナビNEXTは必須)
②更新される求人に目を通し転職市場の動向把握
③転職のプロ「リクルートエージェント」に登録
(※恐らくこれが20代の転職には最適)
④自己分析、業界研究の段階から手伝ってもらう
⑤希望年収、転職事情、条件を本音で伝える
⑥自分に合った求人・非公開求人を紹介してもらう
⑦面接指導、履歴書の添削をお願いする
⑧フィードバックを貰いながらひたすら面接
私の場合、たまたま友人に相談したことで転職エージェントの存在を知ることができましたが、その経緯がなければ確実に転職活動が思うようにいかず、立ち往生していたことでしょう。 また、自力で企業を探して仮に決まったとしても以前と同じ過ちを繰り返していたのではないかと思います。転職エージェントを利用し、身を持って感じたことは、自分の判断だけで転職することはとてもリスクが大きく、プロに転職先の会社の経営方針、財務体質、今後の伸びしろを考慮したアドバイスをもらった上で決定した方がいいということです。
残業や年収、不満があるなら行動あるのみ
転職を成功させるためには、転職サイトやエージェントに登録するだけで満足していては不十分。自分でどれだけ行動して、それらをうまく活用できるかが転職成功のカギを握ります。 もしあなたが、「今の職場に不安や不満はあるけど、失敗を怖くて転職活動ができない・・・。」そんな状況にあるのであれば、一歩踏み出す勇気を持ってください。(私も今回の転職で年収が390万円から約60万円程上がり、自分の時間も作れるようになりました。) あなたの転職をサポートしてくれるサービスはたくさんあります。ただ、それをうまく活用できるかはあなた次第。是非この記事を参考にして、自分の思い描くキャリアプランを実現させてください。
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