新入社員の平均年収と給与の使い道
新入社員の平均給与額は?
まず気になるのが、新入社員の平均給与額はやっぱり気になるところです。新入社員の平均給与額はいくらなのでしょうか。新入社員の平均給与額についてまとめていますので、一緒に見ていきましょう。
大卒なら20万6258円(2014年度)
2014年度に行った労務研究所の調べでは、新入社員の「初任給」は以下の通りです(単位は円)。
大卒「206.258」
短大卒「174,329」
高卒「161,687」
でした。例えば、大卒の平均年収は200万~230万、平均月収は19万、地方によっては14万前後のようです。
条件別に見る新入社員の平均給与【学歴別・男女別・業種別】
新入社員の平均給与金額について述べてきました。
しかし新入社員の平均給与は、性差、業界、学歴などの変数によってもだいぶバラツキがあるようです。ここでは新入社員の平均給与金額の差について見ていきましょう。
【大卒月収】男性20万200円、女性19万5100円
厚生労働省は平成25年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果を報告しました。
調査結果は以下の通りです。大卒は19万8000円、男女別で見ると、男性20万200円、女性19万5100円でした。
【高卒月収】男性15万8800円、女性15万1300円
高卒は15万6000円、男女別で見ると男性15万8800円、女性15万1300円でした。
なお、この調査は平成25年初任給(6月分)を7月に調べたものです。また超過労働給与額や通勤手当は含まれていません。
【業種別年収】情報通信業240万円、金融・保険業190万
業種別の平均年収は以下の通りです(単位は万円)。
情報通信業:「240」
教育、学習業:「240」
製造業:「220」
金融・保険業:「190」
医療・福祉:「190」
卸売・小売業:「200」
以上が業種別の平均年収です。
学歴や性別の違いで給与格差
学歴や性別の違いで給与格差が生まれているようです。
ちなみに、石油・石炭製品、出版、印刷業等が平均より高く、金融・保険、インフラ業等は低めですが、それは業界自体が年功序列型であるため。30代後半、40代あたりになると、一気に収入がアップする傾向にあります。
新入社員の給与の使い道は?
新入社員は給与に何に使っているのでしょうか。その点もチェックしておきましょう。とくに稼いだら稼いだ分だけ使ってしまう人は、他のみなさんがどんなふうに給与bを使っているのか知っておくと良いと思います。
「貯蓄」が一位と堅実な傾向
平均18万円の初任給で買ったものは何でしょうか。次のような結果があります(単位は円)。
貯蓄:71,161
親にプレゼント:は25,148
友人と食事:11,283
仕事用の服(スーツ・靴・カバンなど)を購入」:21,728
最近の新入社員の給与の使い方ですが、とても堅実な人が多いみたいです。貯金するという新入社員が多いという結果になりました。また、初任給では感謝の意をこめて親にプレゼントする人も多いようです。
新入社員の平均給与や年収に格差!使い道は貯蓄が一位!
いかがでしたか?
今回は、新入社員の平均年収と給与の使い道について紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
新入社員の平均給与と年収は学歴や性別によって大きな格差があることが分かりました。
使い道の一位は貯蓄でした。その使い方については今までお世話になった両親へのプレゼントを買ったり、将来のために貯金をしたりと、なかなか堅実な印象。稼いだら稼いだ分だけパーッと使ってしまう人は、一度自分の生活を見直してみてください。
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