大手企業は多い?年間ボーナスの平均額ランキングTOP10
ボーナス支給額のランキングは大企業が多いのか
ボーナスの平均金額は大企業だとどれくらいなのか?大手企業のボーナスをランキングで見ていきましょう。大手企業の社員がどれくらいボーナスをもらっているか気になる方もいるでしょう。ボーナス平均支給額が多い企業を、東洋経済オンラインの格差激烈!これが「賞与の多い」トップ200社という記事のデータをもとにランキングで紹介します。
ボーナスランキング10位:【千代田化工建設】282万円
まずは10位から見てきましょう。
10位は1948年設立の千代田化工建設です。
独自ランキングの調べによる年間ボーナスの平均は282万円です。
ボーナスランキング9位:【TOTO】284万円
それではランキング9位を見てみます。
9位は1917年創立のTOTOです。
トイレやユニットバスなどで知っている人も多いでしょう。
独自ランキングの調べによる年間ボーナスの平均は284万円です。
ボーナスランキング8位:【旭化成ホームズ】284万円
次は8位を見てみましょう。
8位は1972年設立の旭化成ホームズです。
集合住宅、マンションやリフォームなど住まいに関する事業を展開している企業です。
独自ランキングの調べによる年間ボーナスの平均は284万円です。
ボーナスランキング7位:【長瀬産業】285万円
続いて7位の発表です。
7位は1832年創立、1917年設立の長瀬産業です。
化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の事業を展開しています。
独自ランキングの調べによる年間ボーナスの平均は285万円です。
ボーナスランキング6位:【伊藤忠エネクス】301万円
続いては6位を見ましょう。
6位は1961年設立の伊藤忠エネクスです。
有名な伊藤忠商事グループのエネルギー商社です。
独自ランキングの調べによる平均年間ボーナスは301万円です。
これは月給6.5ヶ月分にあたります。
ボーナスランキング5位:【三菱商事】318万円
それでは5位も見てみましょう。
5位は1950年設立の三菱商事です。
こちらも伊藤忠商事グループと同じく商社です。
独自ランキングの調べによる平均年間ボーナスは318万円です。
三菱商事は支給月数ではランキングトップで、月給9.6ヶ月分です。
ボーナスランキング4位:【大気社】338万円
ランキングの4位です。
4位は1913年創立の大気社です。
空気調和設備、クリーンルーム、給排水・衛生設備など施工管理など行っています。
独自ランキングの調べによる大気社の平均年間ボーナスは318万円です。
これは大気社の月給7.7ヶ月分です。
ボーナスランキング3位:【新日鐵住金】341万円
いよいよトップ3です。3位を見てみます。
3位は新日本製鉄と住友金属が経営統合した新日鐵住金です。
製鉄、エンジニアリング、化学、新素材、システムソリューション等の事業を手掛けています。
新日鐵住金で、独自ランキングの調べによる年間平均ボーナスは341万円です。
ボーナスランキング2位:【JFEエンジニアリング】363万円
ランキング2位の発表です。
2位は太陽エネルギー装置製造業者のJFEエンジニアリングです。
エネルギー、都市環境、鋼構造、産業機械、快適社会創造、アクアソリューション等の事業内容です。
独自ランキングの調べによる年間平均ボーナスは363万円で、これは月給7.7か月分です。
ボーナスランキング1位【大塚製薬】372万円
いよいよ1位です!1位は大塚製薬です。
独自ランキングの調べによる平均のボーナス年間支給額は約372万円です。夏・冬の年二回支給なので、一回あたりのボーナスは186万円となります。また、社員の平均年収は902万円と、ランキング上位の会社の中では特に多い年収ではないので、年収のわりにボーナスの多い会社ともいえます。
ボーナス平均額は企業規模や上場かどうかでは確定しない
以上が、ボーナス支給額が多い企業ランキングです。中小企業よりも大企業、あるいは非上場企業よりも上場企業の方がボーナスが高いというイメージがあった方は、少し意外なランキングになったかもしれません。就活生の方は、就活の参考にしてみましょう。
大企業に限らず業績連動型のボーナスがある
業績連動型賞与とは、企業や部署の収益状況に連動してボーナスの支給額が変動支給される仕組みの事です。従来は人件費が固定費となるため経営圧迫の要因ともされる事がありましたが、業績連動型のボーナス制度導入により、より変動費化が図れると言われています。 今回は独自ランキングでの発表でしたが、業績によってボーナスが大きく変化する事を知っておきましょう。
人事部から一言「チェックすべきはボーナスばかりではありません」
人事部から一言
ボーナスが高いか低いかという点だけを気にされる人も多くいますが、ボーナスを含めてどのタイミングでどのような名目の報酬が払われるのかという報酬設計全体に目を向けることをお勧めします。
固定給、変動給のバランスについては企業側が事業モデルや仕事内容に応じて設計しています。
つまり、単に給与が高い、低いや、ボーナスが高い、低いではなく、どういった背景、意図でその報酬設計をしているかに着目すると、企業のスタンスや仕事の性質を少しはつかめるかもしれません。
むしろ、報酬設計に意図がない場合は企業側に問題があると思えるほど、人事としては重要な制度です。
ボーナスランキングに入る大企業は重厚産業系と商事会社が多い
ランキング10位までの特色としては、鉄鋼・建設などの重厚産業系と商事会社が多いことです。また、ランキング10位までに、非上場企業が一社(旭化成ホームズ)、純粋持ち株会社傘下の事業会社が2社入っています。特に、純粋持ち株会社傘下の事業会社は1位の大塚製薬と2位のJEFエンジニアリングであり、上場企業の方がボーナス支給額が多いというわけではないことがわかります。また、年間ボーナス支給額が200万円を超える企業は84社あります。
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