【転職エージェント】面談について知りたい27のポイント~本音でOK?時間設定・準備からお礼メールまで~
- 1. 転職エージェントとの【面談】とは?
- 2. 準備編:まずは面談の時間・場所を決定~土日OK、断る返信例文あり~
- 3. 準備編:面談の持ち物について~履歴書はエージェント用に~
- 4. 準備編:面談の服装について~基本はスーツ・オフィスカジュアル~
- 5. 準備編:転職理由を考えておく
- 6. 準備編:希望条件をまとめる
- 7. 準備編:職歴・スキルを確認する~履歴書・職務経歴書にも記載~
- 8. 準備編:時間に余裕を持って経路を確認、電話番号も控えよう
- 9. 本番編:持ち物を使って経験・希望をアピール
- 10. 本番編:本音は相手の印象を探ってから
- 11. 本番編:その場では応募しない
- 12. 面談後編:お礼はできればでOK~メール例文あり~
- 13. 番外編:面談を電話やスカイプで済ませることもある?
- 14. 転職エージェントとの面談で知っておきたいこと
転職エージェントとの【面談】とは?
転職市場が活発な近年では、複数社、少なくとも3社以上の転職エージェントに登録してみる、という手段が勧められています。WEBでの登録は自宅でもできるので気軽に複数やってみる人も多いですが、転職活動が本格化し、いざエージェントの担当者と面談となると緊張してしまい、全部の会社とは面談できていない、という人もいるようです。 この『面談』について、どうして行わなければならないのか、どんな準備が必要なのか、と戸惑うこともあるでしょう。そこで、今回は面談の時間設定・準備から終了後まで、知っておきたい27のポイントをお伝えいたします。
本格的な活用の第一歩
面談は、転職エージェントを本格的に活用するための第一歩です。それまでWEBやメールでのやり取りだけだった登録者が、転職エージェントの社員と直接面談することにより、本格的な応募などが可能となります。エージェントによっては面談を『カウンセリング』や『本登録』とも呼びますが、名前は違っても、ほとんどのエージェントが同じような登録者との顔合わせをしています。 目的は、登録者が本当に転職活動を行っているの個人なのか(冷やかしや他社の情報収集ではないか)、また登録している情報に嘘偽りがないかを確かめることです。
転職エージェント側からすれば人材の見極め
転職エージェントとの面談は、求職者からすれば希望条件の相談やカウンセリングですが、転職エージェント側からすれば、上記の『身元確認』と、登録者がどんな人材であるかの『見極め』でもあります。企業との面接ではないため、気を抜いて受けに行く方もいますが、ゆくゆくは自分を売り込んでくれるエージェントとの初対面であり、見極められている場でもありますので、できるだけ良い印象を残した方がよいでしょう。
準備編:まずは面談の時間・場所を決定~土日OK、断る返信例文あり~
まず面談の時間・場所の調整をしましょう。
転職エージェントとのやり取りが初めてで、どんな返信を書いたら良いのかわからないという方はこちらの例文を使ってみてください。
面接調整例文①
〇〇エージェント株式会社
〇〇〇〇様
お世話になります、〇〇と申します。
この度は面談のご案内をいただきありがとうございました。
いただいた日程の中では、下記の日時であれば
お伺いすることができるのですが、ご予定はいかがでしょうか。
◆月◆日(◆)
◆:◆~◆:◆
お忙しい中恐縮ですが、ぜひお会いできれば幸いです。
また、当日必要な持参物などがございましたら、
お教えくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
面談調整例文②
〇〇エージェント株式会社
〇〇〇〇様
初めまして、〇〇と申します。
この度は面談のお誘いをいただきありがとうございました。
参加可能な日時を第3候補まで挙げましたので、
この中でご都合のよろしい日時にお会いできれば幸いです。
第一候補◆月◆日(◆)◆:◆~◆:◆
第二候補◆月◆日(◆)◆:◆~◆:◆
第三候補◆月◆日(◆)◆:◆~◆:◆
お忙しい中申し訳ございませんが、ぜひ面談いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
断るときは早めに~メール例文~
すぐには面談ができない状況でお断りをしなければならないときも、のちのちにお世話になる可能性もありますから、横柄な態度にならないように気を付けてお断りしましょう。
面談お断り例文
〇〇エージェント株式会社
〇〇〇〇様
お世話になります、〇〇と申します。
この度は面談のご案内をいただきありがとうございました。
大変申し訳ございませんが、現在はまだ本格的に
転職活動を行っておらず、多忙につき、今回の
面談のお誘いに関しましては、またの機会とさせて
いただきたいと考えております。
大変恐縮ですが、ご了承いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
転職者は就業中のことが多い→土日登録OK
多くの転職エージェントでは、平日夕方以降、または土日の登録が可能です。何故なら、エージェントを利用する転職者の多くが在職中・就業中で、今の仕事と並行して転職活動ができる環境を整える必要があるためです。 ただ、転職者の増える時期は予約がいっぱいになってしまう可能性もあります。早めに予約を入れておくか、平日にお休みを取ることができるのであれば、平日日中に行くことも考えておきましょう。混んでいない時間帯の方が、ゆっくりお話しできる可能性もありますので、どちらが良いか考えて連絡をしてください。
できるだけ希望勤務地近くの会場を指定しよう
転職エージェントによっては、全国各地に面談会場があるところもあれば、都市部にしかないところもあります。エージェントによって得意な地域が偏っていることもありますので、面談を希望するときには場所にも注目してみましょう。 また、複数の面談会場に行ける環境であれば、できるだけ希望勤務地近くの会場を指定しましょう。何故なら、希望勤務地に一番近い面談会場、すなわちその地域の支店のスタッフが、一番地域の求人情報や通勤事情を把握しているからです。
準備編:面談の持ち物について~履歴書はエージェント用に~
面談日時を調整する際には、必ず当日の持ち物も確認しておきましょう。何故なら、持ち物の準備に時間がかかり、結局面談日時に間に合わなかったということもあり得るからです。直前に慌てて準備することにならないよう、時間に余裕を持って持ち物を準備しましょう。
基本は筆記用具とメモだけでもよい
とはいえ、近年はWEB化、デジタル化が進んでいますので、面接当日にたくさんの書類が必要になることはあまりありません。筆記用具とメモ帳だけでよいというエージェントも多いでしょう(身分証明ができるものが必要な場合は依然多いと思われますが)。 ただ、すべてのエージェントがそうとは限りませんし、自身の経歴説明やアピールのために書類を持参した方が良い場合もありますので、事前準備に気を配るに越したことはありません。
履歴書・職務経歴書を求められたら【エージェント向け】に書く
もし、面談当日に履歴書・職務経歴書を提出するよう求められたり、その日までにWEB上で該当するデータを入力するように指示されたりしたら、特に指定がない限りは、内容はエージェント向けに書きましょう。 エージェントに紙の履歴書・職務経歴書を提出する場合、それを企業への紹介に使用することはありませんし、WEB上のデータを提出する場合は、面談後に書き直すことができますので、面談前はエージェントに向けた内容で良いのです。 志望動機の欄などをどう書けばよいのか迷ったあげく、空欄で出したり、架空の企業向けに書いたりするよりは、エージェント向けに「何故貴社に登録したのか」などを書いた方が、受け取る側も内容を理解しやすいので良いでしょう。
準備編:面談の服装について~基本はスーツ・オフィスカジュアル~
面談時の服装は、エージェント各社によって一番差が激しいところです。それぞれの来場案内に従った服装をしてください。ただし、何も服装について言及されていなかった場合は、基本的にスーツや、オフィスカジュアルな服装で行くのが良いでしょう。
面談では好印象を与えておきたい
転職エージェントなどの人材会社では、人材を見極める方法の1つとして、登録者の服装や髪形などを観察しています。服装・髪型にはその人の性格や客観性が出ますし、転職活動が進み、実際に企業の面接に行くことになった時にフォーマルな服装ができるようでなければ面接も受かりませんので、登録の時点からそういったビジネスマナーをチェックしているのです。
エージェントと直接会う機会は少ない
転職活動と現職の仕事を並行して進める登録者が多い為、転職エージェントでは原則、登録者の時間を奪わないようにしています。その中で面談は数少ない直接会う機会であり、その時のお互いの印象はかなり強いでしょう。せっかくの機会に、身だしなみが乱れていると、エージェント側にだらしない登録者という印象が残ってしまい、最悪の場合、企業に紹介をしてもらえないかもしれませんので、注意を払いましょう。
準備編:転職理由を考えておく
はっきりとした転職理由で好印象を与える
初めて会った人に仕事を辞める理由を説明するというのは、想像以上に骨が折れるものです。特に、理由が多岐に渡っていたり、根の深いものだったりすると、とりとめもない話をだらだらしてしまうことになるでしょう。しかし、忙しい中でわざわざ訪問して作った面談時間です。建設的な話に使うためにも、退職理由はすっぱりと、すぐに理解してもらえるようにまとめておきましょう。 転職エージェント側でも、退職理由をはっきりと伝えられる登録者は自己分析がすでにできていると捉え、客観性や自立心が高いと判断します。人物面で高い評価が与えられた人材にはそれ相応の良い求人が紹介されますので、ここで好印象を与えましょう。
分析すれば希望条件へと変化
また、退職理由を深く分析していくと、今の自分が仕事に求めるものがわかるため、希望条件も固めることができます。希望条件が曖昧なまま面談に行き、自分が本当に求めているものが伝えられないまま格好の機会を逃してしまう登録者も少なくないため、できれば面談前にここまで考えてしまいましょう。
準備編:希望条件をまとめる
退職理由を分析することで希望条件も固まってくるのですが、具体的に希望条件とはどんなものがあるか、一通りの項目を見てみましょう。
一般的な希望条件一覧
- 給与が今より良い/良くなる見込みがある
- 休日が今より多い
- 福利厚生が充実している
- 長期休暇が取りやすい
- 忙しくない/暇にならない
- 仕事内容に興味がある/充実感がある
- スキルや資格を活かすことができる
- スキルを積むことができる
- 仕事の幅が広い/広すぎない
- 職場設備が整っている
- 職場の立地がいい
- 職場の人間関係/雰囲気がいい
- 経営が安定している/のびしろがある
- 会社規模が大きい/従業員が多い
- 企業理念や経営陣の考え方に共感できる
すべての希望を満たす企業は中々ないかもしれません。そういった場合を想定して、これらの希望条件のうちどれを優先すべきかも検討してみましょう。
登録中にまとめてもよい
しかし、多忙だったり準備期間が短かったりして、自分の希望条件をまとめきれないまま面談に臨むこともあります。そういった時は、何となく答えるのではなく、正直にエージェントに相談し、面談の中で固めていっても良いでしょう。 事前に準備していても当日話しているうちに違う気持ちがわいてきたり、転職活動を進める中で気持ちが変わったりすることもあります。希望条件を検討する際に一番大切なのは、自分の気持ちに素直になることですので、これについては柔軟に捉えておきましょう。
希望条件が固まると紹介もスムーズに
希望条件がはっきりしてくると、転職エージェント側でも求人を絞り込む時間が短縮され、スムーズに希望に合う仕事を探してくれるようになります。もし面談の段階でそこまで進むことができたのであれば、ぜひ具体的な求人を見ながら、エージェントに感想を伝えたり、質問をしたりしてみましょう。
準備編:職歴・スキルを確認する~履歴書・職務経歴書にも記載~
また、自身の職歴・スキルを振り返っておくことも大切です。職歴やスキルはいわばあなたの武器であり、面談後、転職エージェントが紹介先を探すための手掛かりになります。当日までにまとめられていないと、せっかくのよい話があっても見逃してしまう可能性がありますので、わかりやすく整理しておきましょう。
時系列順に思い出して書き出してみる
職歴・スキルをまとめる際に有効なのが、時系列順に思いだしてみる方法です。下記の表を埋めるような形で回想してみましょう。
時系列順に思いだしてみる
【学生時代】
学部・学科で学習した事…
学習から取得したスキル…
在籍中に取得した資格…
【〇社目の企業】
担当した部署…
担当した業務…
業務から学んだ事… 業務から取得したスキル…
在籍中に取得した資格…
受持った部下の人数…
管理業務から学んだ事…
※転職や部署異動をした場合は、1社ごと・異動した部署ごとに書き出してみる
転職に活かせそうなものをピックアップ
書き出した職歴・スキルの中から、更に転職に活かせそうなもの、応用が効きそうなものを探してみましょう。特に、PCスキル、管理職スキルなどはどの職場でも活かせるため、もし経験しているのであれば事細かにその内容をピックアップしてみましょう。 その他にも専門職特有のスキルや、資格に結び付けられるスキルは、時系列順以外にまとめておくと、履歴書・職務経歴書作成に役立ちます。
準備編:時間に余裕を持って経路を確認、電話番号も控えよう
面談前日には、経路や訪問先の電話番号の確認もしておきましょう。もしものときに連絡を取りやすくするためです。企業の選考に赴くほど厳格な状況ではありませんが、前述の通り、数少ないエージェントとの接触ですので、よりによってこの日に限り失敗、ということがないようにしてください。
15分前~5分前には到着、遅れるときは電話必須
人材会社では、ビジネスマナーの基準として、訪問時間や遅延連絡なども事細かに記録しています。新卒の就職活動のときを思い出して行動をしてください。
基礎ビジネスマナー
- 約束時間の15分前~5分前には到着する
- 上着などは建物に入る前に脱いでおく
- 遅れる場合はできるだけ早く電話連絡をする
- 訪問時には『自身の名前・約束時間・目的・訪問先担当者名』などを伝える
信用できる人材しか紹介してもらえない
「仕事で忙しいんだから多少遅れても仕方ないのでは」 「プライベートな時間なので、仕事よりはルーズになるもの」 と思う方もいるかもしれません。しかし、やはり転職エージェントとしては信頼できる人材かどうかをこの貴重な機会でしか判断できないため、ここでミスをしてしまうと、日頃からそういった人なのだと捉えてしまうのです。 また、人材会社は、転職先となる企業から依頼をされて人の選定を行い、紹介の見返りとして、そちらから成功報酬を得ています。つまり、登録者は直接の顧客ではなく、転職先となる企業が顧客なのです。顧客に新社員候補として紹介する人材を見極めるのですから、信頼性がおけるかどうかが前提条件になると考えてください。
本番編:持ち物を使って経験・希望をアピール
さて、いよいよ面談開始です。この短い時間で、自身の準備してきたことをすべてエージェントに伝えきりましょう。持ち物として履歴書・職務経歴書などがあれば、それを見ながら話をすると、より具体的に、相手も理解しやすいでしょう。
基本的にはエージェントの指示する流れに乗る
全体の流れは、転職エージェント側で細かく決めてあります。担当者の話を良く聞いて、指示に従い、回答や相談を行ってください。
よくある面談のパターン
挨拶・自己紹介…5分
転職エージェント側の活用方法の説明…30分
書類記入・提出…20分
職歴・希望条件確認…45分
現在の求人状況説明・求人紹介…20分
■計2時間
すれ違いがないよう繰り返し確認を
特に希望条件の確認の時には、エージェント担当者にきちんと意図が伝わっているか、しっかり確認をしてください。不安な場合は、最後に復唱などをしてもらっても良いでしょう。また、面談の時点で求人紹介があった場合は、その内容と、自身が伝えた希望条件が合致しているかを比べて、条件が伝わったか確認してもよいでしょう。
本番編:本音は相手の印象を探ってから
転職エージェントにはどこまで話したらよいのかで悩む人も多いようです。しかし、転職エージェントも各社様々で、同じ企業の中でも担当者によって相性も違いますので、これは本当に面談で見極めるしかないことです。 ただ、比較的良いエージェントかどうかをはかるコツがありますので、こちらを気にしながら面談を受けてみてください。
良いエージェントは本音を聞きだそうとしてくれる
良いエージェント・担当者は、基本的に登録者の意志を尊重してくれます。面談の流れは決まっていますが、その中で少しでも、本人の本音を聴きだそうという意図の質問をしてくれるようであれば、ある程度信頼できるでしょう。会話の中で、 「自分のことを聴いてくれている」 と感じるような、ヒアリング能力の高い担当者かどうかを考えてみてください。 また、逆に良くないエージェントは、登録者に対して決めつけを行って来たり、イエス/ノーだけで答えられるような単純な聞き取りしかしてきません。ヒアリングに問題があると感じたエージェント・担当者については少し警戒をした方がよいでしょう。
合わないエージェントであれば言わずに流そう
この担当者には本音は話せないな、と感じたら、全力で面談を受け続ける必要はありません。複数の転職エージェントを掛け持ちする人が多い時代ですので、面談の時点で、 「この会社は合わなかった」 と判断し、相手の意見に同調してさらっと流して帰るというのもひとつの手です。
本番編:その場では応募しない
面談時には、話すうちにどんどんその気になって、もう今すぐにでも転職したい、という気持ちになることもあります。しかし、転職は一生にかかわることですので、流されてその場で応募をするのはあまりおすすめできません。
急かして慌てさせるのはNGなエージェント
「この募集もうそろそろ終了するので応募しましょう!」 「今日声がかかったばかりで、今ならライバルは誰もいません」 などと、急かして応募を取り付ける転職エージェントも中にはあります。しかし、前述した通り、転職は人生の一大事ですし、本当に登録者の意志を尊重してくれるエージェントであれば、慌てさせて判断を鈍らせるようなことは言わないはずです。 いくら提示された求人の条件が良くても、そういった煽りを受けた場合は、少し思いとどまった方が良いでしょう。
自宅に戻り再度情報を整理してから連絡を
面談時に求人紹介まで受けた場合は、自宅に戻って再度情報を整理してから、応募するかどうかを決めた方が良いでしょう。大抵の面談は、平日の夕方以降か土日に行われますので、紹介先の企業もその時間営業はしていないはずですから、いくら急ぎの募集でも、紹介されたその日の夜のうちに連絡を入れれば、遅くはないはずです。
面談後編:お礼はできればでOK~メール例文あり~
新卒の就職活動の時のように、面談後にお礼のメールを転職エージェントに送った方がよいのかと悩むこともあるかもしれません。しかし、この点については、まだ応募も始まっていませんので、あまり気にしなくても良いでしょう。
お礼は必須ではないがあると印象UP
しかし、 「本当に良く話を聴いてもらって、安心できた」 「この担当者の方なら信頼できると感じた」 など、心から感謝の気持ちを持ったのであれば、それを伝えることは悪いことではないでしょう。担当者の方でも、とても丁寧な登録者ということで印象に残り、頻繁に紹介をしてくれるようになるかもしれません。
面談後お礼メール例文
〇〇エージェント株式会社
〇〇〇〇様
昨日面談でお邪魔いたしましました、〇〇でございます。
この度は遅いお時間にもかかわらず、対応していただきありがとうございました。
〇〇さんとお話をしたことで、自分の中の希望条件が
はっきりとしてきて、転職活動にも前向きに取り組めそう
だと感じることが出来ました。
初めての転職で、とても不安に思っていたため、
本当に嬉しく思っています。
在職中のため、頻繁にお返事はできないかもしれませんが
紹介のご連絡をいただいたらできるだけすぐに確認したいと思います。
今後はどうぞよろしくお願いいたします。
後から確認したくなったことがあればぜひメールしよう
また、面談時は気付かなかったが、後から気になったことなどがあれば、お礼メールと一緒に質問を送ると良いでしょう。転職エージェント側でも、面談で直接会った直後であれば、話した内容を詳細に覚えており質問の回答も早いはずです。 口頭ではうまく気持ちを伝えきれない、という性格の方も、メールであれば具体的に質問できる場合がありますので、面談後は何か気になることがあれば気軽にメールしてみましょう。
番外編:面談を電話やスカイプで済ませることもある?
やはり在籍中・就業中の登録者が多い為、直接訪問する時間を作ることができない場合、電話やスカイプ(ビデオ電話通信)などで面談を行う転職エージェントも増えています。
忙しいときには便利だが顔が見えない
しかし、面談する際の重要なポイントは対面で顔を合わせることです。書類ではわからない点を、直接会って顔や雰囲気を確認して、双方が判断をするための機会なのですから、姿の見えない電話面談は、本来の面談に比べて格段に効果が低いものになります。スカイプなどの顔の見えるテレビ電話通信であればまだましですが、それでもバストアップ以外は不明なため、実際に会ってから全く感じが違ったという事もあり得ます。 また、登録者側が面談時に転職エージェントを見極めるポイントとして、面談会場の規模や印象というのも地味に影響しています。電話やスカイプではエージェント側の施設の全貌がわからないので、後日、面接の打ち合わせのために支店に行ったらボロボロで、不信感を持った、ということもありえないことではないのです。
本格的な転職活動の際はきちんと会いに行こう
本格的に転職活動を開始するのであれば、よりよい仕事先を探すためにも、時間を作ってきちんと転職エージェントを訪ねましょう。転職活動成功の秘訣は、地道に、真面目に行うことです。手を抜いたり、やっつけで決めたりすると、結局またよくない転職先に入社することになり、転職を繰り返した結果、職歴が多すぎてどこにも採用されない、ということにもなりかねません。
転職エージェントとの面談で知っておきたいこと
最後に、上記で挙げてきた転職エージェントとの面談で知っておきたいことをまとめました。面談に行くことを決めたら、一覧をしっかり確認して臨んでください。
あなたの転職活動が良い結果に繋がることを祈っています。
転職エージェントとの面談で知っておきたいこと<27>
- 転職エージェントとの面談は本格的な活用の第一歩
- 転職エージェント側からすれば人材の見極め
- 転職者は就業中のことが多い→土日登録OKのエージェントが多い
- できるだけ近くの会場を指定しよう
- 断るときは早めに
- 持ち物は筆記用具とメモだけでもよい
- 履歴書・職務経歴書を求められたら【エージェント用】に書く
- エージェントと直接会う機会は面談以外では少ない
- 面談では好印象を与えておきたい
- はっきりとした転職理由で好印象を与えることができる
- 転職理由は分析すれば希望条件へと変化する
- 希望条件は登録中にまとめてもよい
- 希望条件が固まると紹介もスムーズになる
- 職歴・スキルは時系列順に思い出して書き出してみる
- 転職に活かせそうな職歴・スキルをピックアップしておく
- 当日は15分前~5分前には到着、遅れるときは電話必須
- 転職エージェント側が信用できると判断した人材しか紹介してもらえない
- 基本的にはエージェントの指示する流れに乗って面談する
- すれ違いがないよう繰り返し確認をしよう
- 良いエージェントは本音を聞きだそうとしてくれる
- 合わないエージェントであれば本音は言わずに流そう
- 急かして慌てさせるのはNGなエージェント
- 自宅に戻り再度情報を整理してから連絡をしりょう
- お礼は必須ではないがあると印象UP
- 後から確認したくなったことがあればぜひメールしよう
- 電話・スカイプ面談は忙しいときには便利だが顔が見えないサービス
- 本格的な転職活動の際はきちんと会いに行こう
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