履歴書の志望動機に適切な敬語の使い方と注意点

2018年1月15日敬語

敬語の種類を押さえよう

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履歴書の志望動機に敬語を使用する際の注意点をみていきましょう。その前にしっかりと敬語の区別をつけましょう。敬語には、大きく分けて3つの種類があります。謙譲語・尊敬語・丁寧語です。

謙譲語=相手に対して自分を低める

謙譲語とは自分を低めることで相手に対して敬意を表す敬語の一つです。「行く」という動詞が謙譲語だと「伺う」に変化します。

尊敬語=自分よりも相手を高める

尊敬語とは敬意を示すべき相手の動作に対して、その動作を行なう人物を高める敬語の一つです。「行く」という動詞が尊敬語だと「いらっしゃる」に変化します。

丁寧語=「ます」「です」をつける

丁寧語とは助動詞「ます」「です」「でございます」などを付ける敬語の一つです。謙譲語の「伺う」が丁寧語になると「伺います」に変化します。

志望動機で敬語を過剰に使用するのはNG

面接等、口頭での会話や志望動機では、慣れていないと、咄嗟に区別が出来ないこともあるので、気を付けましょう。また、敬語を過剰に使用するのも望ましくありません。

履歴書における敬語の使いどころ

敬語の種類は理解しましたでしょうか。次に履歴書における敬語の使いどころを押さえましょう。履歴書のどの部分で丁寧語などを使えばいいのでしょうか。

趣味・特技欄は箇条書きでも文章でもOK

趣味・特技欄は敬語の必要がありません。「です・ます」調の丁寧語ではなく、「~卒業」といった形で良いでしょう。ただし「映画鑑賞」ではなく、「趣味は映画の鑑賞です。特に洋画を好み、それが語学学習への意欲へと繋がって、〇〇(資格名)を取得するに至りました。」と書く場合は丁寧語を使います。

志望動機と本人希望記入欄は敬語を使う

志望動機と本人希望記入欄は敬語を使います。なぜなら、志望動機や本人希望を語る際、相手の事に触れるはずだからです。必ず丁寧語で書くようにしましょう。

履歴書の敬語におけるその他の注意点

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履歴書の書類の場合、相手の会社に対しては「御社」ではなく「貴社」と書きましょう。志望動機を書く際の注意点です。口頭では「御社」、書面上では「貴社」です。

履歴書では文体を統一する

履歴書が、必ずしも敬語である必要はありません。「~です、~ます」調ではなく、「~である、~だ」調でも構わないのです。注意点として、文体を一つに統一する事です。2種類の文体を、一つの履歴書の中で同時に使うのは避けましょう。

履歴書では志望動機など相手に関わる場合のみ敬語を使う

履歴書の志望動機に敬語を使用する際の注意点をみてきました。相手に関わる場合は丁寧語などを使いましょう。口頭では志望動機を含めてすべて丁寧語で話すようにしましょう。注意点として過度にへりくだったりしないことです。そうならなためにも、事前準備はしっかりしましょう。

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2018年1月15日転職

Posted by BiZPARK