上着・コートの正しい置き方2パターン【ビジネスマナー】
上着は入る前に脱いでおくのがビジネスマナーの基本!
上着を着るタイミングやコートを脱ぐタイミングは「入る前(出た後)に脱いでおく」というのが基本的なビジネスマナーです。
必ず玄関前で脱ぐようにし、裏返しにしてたたみます。外からの土ボコリなどを屋内に入れないようにするためですね。そしてこれは帰るときも同様で、玄関を出てからコートを着るようにします。細かいことを言っているようにも思えますが、こういった小さなビジネスマナーでさえもキチンとできている人は、印象アップ間違いなしです。
間違っても、相手を前にしている状態でコートを脱ぐような状況だけは避けるようにしましょう。
椅子の背もたれに上着を掛けるのはNG!
商談や打ち合わせの場で失念してしまいがちなビジネスマナーは「上着のゆくえ」でしょう。気にする相手方も多いわけではないため、意外と正しい上着の置き方を知らない人はいるようです。
上着の置き方として良く見られるものが”椅子の背もたれに掛ける”ことでしょう。実はこれ、ビジネスマナーとしてはNGです。椅子は相手の所有物、つまり家具ということになるので、無断に使用したり雑な扱いをしてはいけないのです。そもそも、椅子の背もたれに掛かっている上着ってだらしなく見えてしまいますから。
【上着の正しい置き方①】空いている椅子がある場合
話し合いをする場は、ほとんどの場合椅子に腰かけて行うかと思います。就活の面接などでもそうですね。
正しい上着の置き方として、3つ折りにして椅子の横に置くのが良いとされています。シワにならないようにきれいに畳み、邪魔にならないように置いておくようにしましょう。
このときに注意しておきたいのが、「相手に声をかける」ことを忘れないことです。椅子の上に綺麗にして置くにしても、やはり一言「こちらに置いてもよろしいですか?」と一言断るのが丁寧です。相手から「ハンガーにかけておきますよ」と声をかけていただいたなら、お言葉に甘えるようにしましょう。
【上着の正しい置き方②】自分の荷物の上に置く
ハンガーなどがなく、さらには周囲に上着を置いておける場所がない場合、自分の荷物の上の置くようにしましょう。グループ面接などで多いケースですね。床に自分の鞄を起き、その上に乗せる置き方です。もしも「その椅子に上着を掛けてもいいですよ」と指示をもらったら、それに従うようにしましょう。
これはもっとも無難な上着の置き方となるので、上着をどうしようか迷ったときにはこの置き方をしましょう。
膝にかけるのもビジネスマナーとしてはOUT!
冬の寒い時期などは、面接会場ですらも冷えてしまっていることがあります。そういった時にまずやってしまいそうな失敗が”膝の上に上着を掛ける”ことでしょう。
当然のことながら、これもビジネスマナーとしてはOUTです。上着は足元を温める物ではないのですから、そういった下品な使い方をするのはやめましょう。上着ひとつにおいても相手の印象が変わってくることがあるので注意です。
正しい上着の置き方とは?ビジネスマナーを守ろう!まとめ
意外と認識されていない”正しい上着の置き方”、しっかりと把握できていましたか?
正しいビジネスマナーを守って仕事をしていこうと思ったら、それこそたくさんの項目をこなしていかなくてはならないでしょう。まずはこういった「上着の正しい置き方」などの、小さなマナーから守っていくようにしましょう。大したことのないように感じるかもしれませんが、仕事のデキるビジネスパーソンはこういったことでも自然とこなしている人が多いのです。
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