退職祝いのお返しを職場に贈る時のポイント

2016年11月29日2020年3月31日お返し, 退職祝い

退職祝いのお返しをするときは職場の慣習に従おう

職場で退職祝いをもらったときのお返しのポイントを紹介します。基本的に職場での退職祝いには、お返しは必要ありません。職場からの退職祝いは、職場の慣習になっている場合がほとんどだからです。あなた自身、これまでの退職者に退職祝いを渡してきたかと思います。

職場からの退職祝いとは別にプレゼントをもらった場合は個別にお返しを

慣習となっている職場からの退職祝いのプレゼントにお返しをすると、相手に余計な気を遣わせてしまったり、さらにお返しがきたりなど、物事が複雑化します。職場での退職祝いについては、慣習に従いましょう。

お返しの慣習があるときには、退職後に職場に届けたり郵送するなどしてお返しをします。後輩や同僚から、職場からの退職祝いとは別に退職祝いをもらったときには、個別にお返しをしましょう。

お返しは退職祝いの値段の半分から3分の1を目安に選ぶ

職場の後輩や同僚、あるいは取引先や元部下などから個別に退職祝いをもらったときには、退職祝いの品や値段に応じてお返しを決めるのがポイントです。お返しは、退職祝いの品の値段の半分から3分の1を目安に選ぶとよいでしょう。

残りの半分から3分の2のお返しについては、その人自身にお祝いごとがあったときに、お祝いの品として返しましょう。

贈る相手の好みに合ったお返しを選ぼう

これから先、あなたがお祝いをする機会のなさそうな人については、退職祝いの品と同じ程度の値段のお返しをしておけば、後で「いつかお返しをしなきゃ」と気にする必要がなくなります。

ただし、人によっては、同じ値段のお返しに気を悪くする人もいるので注意が必要です。お返しの品については、その人の好みに合わせて選びましょう。

職場からの退職祝いで金券やお金をいただいた場合は半額をお返しの目安にする

職場からの退職祝いとして、金券やお金をいただいたときにもお返しが必要です。この場合のお返しは、いただいた金券やお金の半額を目安に用意しましょう。

職場など、お返しをする相手が多いときには、金券やお金で返すとお祝いをした人の中で割り勘をしなければいけなので、別のプレゼントをお返しとして贈りましょう。

職場からの退職祝いのお返しは簡単に分け合えるものを選ぶのがベスト！

お返しとしてお菓子を贈るときには、職場の人数を確認しておきましょう。個数が足らないことのないように気をつけてください。

また、チョコレートやキャンディーは夏場には溶けてしまうので避けた方が無難ですね。来客の多い職場の場合は、お茶やコーヒーなどもおすすめです。

退職祝いのお返しについては職場に慣習に従う！贈る時は簡単に分けられるものを選ぼう

退職祝いのお返しを職場に贈る時のポイントをご紹介しました。

退職祝いをもらったときには、まず誰からもらったのかを確認しておきましょう。特に職場など、大勢からもらったときには、お祝いをくれた全員を把握しておく必要があります。退職祝いのお返しをしないときも、退職後、退職後の生活の報告もかねてはがきや手紙でお礼をしておくとよいでしょう。

慣習上退職祝いのお返しをしないけれど、もらいっぱなしはどうしても気になるというときは、お中元やお歳暮、あるいは誕生日などにかこつけてお返しをしてしまうのがおすすめです。このとき、「すてきな退職祝いをいただき、ありがとうございました」と一言添えておくと、相手も「退職祝いのお返し」だと分かります。