売掛金の管理でマイナスになった場合の対処法
そもそも売り掛け金とはなに!?
今回ここで、売掛金を管理する重要性とマイナスになってしまった際の対応法について紹介していきますが、その前に、売掛金ってなに!?売上金とは違うもの!?なんて思っている人も多いと思います。
そこで、まず、そもそも売掛金とはどういったものなのか、簡単にでもしっかりと把握しておきましょう。
売掛金とは
売掛金とは、売上金の帳簿上の未集金のことで、売上債権とも呼ばれるものです。
分かりやすく説明しますと、例えば…
100円で売るものを売った場合に、支払いはせずにそのままの状態で、今後どこかで、支払ってもらえるお金のことを売掛金といいます。
売掛金の管理をきちんと行う必要性とは?
まず、上記では、売掛金とはどういったものなのかについて、簡単ではありますが説明しましたので、何となくでも売掛金について理解を深めたと思います。
では、その売掛金の管理をきちんと行う必要性とはどういうことなのでしょうか!?そこについても、経理においてしっかりと知っておく必要はありますので、みてみましょう。
会社の利益に関わる大事な勘定科目の一つ
売掛金とは、まだ回収できていない売上金のことですから、それは会社の利益つまり、儲けに直結しますので、非常に重要な勘定科目になります、
個人の場合とは異なり、企業においては日々の取引を帳簿に記録しておかなければ、その取引した数も多く把握しきれなくなります。
さまざまな勘定科目を用いて経理処理を行うことになりますが、勘定科目の1つに売掛金があります。売掛金は、いずれ回収することが予定されているもので、これから回収していくお金なので、きちんと管理をしておくようにする必要があります。
売掛金の残高がマイナスになるって!?
では、、今回の本題でもある、売掛金がマイナスになった時の対応法についてですが、この売掛金がマイナスになる理由ってどういったことなのでしょうか!?また対応はどうすればいいのでしょうか!?
売掛金がマイナスになることは本来考えられない!!
売掛金というのは、上記でも説明したように、売上に対応して発生するもので、これから回収するお金です。
そのため、残高がマイナスになってしまうことは、本来考えられないのです。
ですので、まず売掛金がマイナスになった際には、どこでマイナスになったのか、ミスがあったことを疑うようにしましょう。
借方と貸方が逆になっているケースは意外と多いです
決算の時点で売掛金の残高がマイナスになっているのは、どこかでミスが起こっていた証拠ですので、まずはミスを疑うべきですが、よくあるミスが、経理に不慣れな人は、借方と貸方が逆になっているケースは意外と多いです。
この、売掛金がマイナスになる原因は、入金の超過(つまりお金の貰いすぎ)によるものになりますので、そういった状況が仕事で発生する可能性は極めて低いですよね。
まずは、借方と貸方が逆になって計算をしていないか、しっかりと確認しましょう。
マイナスになってしまった場合は、当然修正する
決算の時点で売掛金の残高がマイナスになっているのは、どこかでミスが起こっていた証拠ですと、口すっぱく言っていますので、売掛金がマイナスの場合には、恐らくミスだと疑うと思いますが、売掛金がマイナスの場合には、売上の金額を見直したり、どの商品を売り上げたのかをチェックして、当然修正することになりますので、間違えのないようしっかりと確認をして修正しましょう。
売掛金を管理する重要性は高い!!マイナスになってしまったらミスしています!!
いかがでしたか!?
今回は、売掛金を管理する重要性とマイナスになってしまった際の対応法について紹介しました。
決算の際に、売掛金の処理を全て行うのは非常に困難なことです。売掛金に関わる取引が発生した際には、金額や取引相手をきちんと確認し、ミスの無いように仕訳をしておく必要があります。
日頃から確実な処理を行うように気をつけていれば、決算でマイナスになるという事態を避けることができ、楽に処理を進めることができます。
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