幹部候補採用として入社する際に会社で確認すべき待遇

2017年6月16日2020年3月31日幹部候補

幹部候補採用だからといって横柄な態度はNG

幹部候補採用というのは、キャリアと高い給与待遇の変化が約束されていると思いがちです。ですが、就職して間もないうちに、ポジションもないのに、幹部のような振る舞いをすると、他の社員との軋轢を生んでしまう場合があります。たとえ幹部候補の待遇変化があるといっても、ここでは新参者である事を念頭に置いて、人と接しましょう。

尊敬される幹部を目指すのは会社の活性化につながる

幹部候補採用であるならば、一般社員の見本となるべきです。社長の言う事を聞くのは大事ですが、言いなりになっている幹部候補は、部下から尊敬されません。

幹部候補採用の場合は、自分の意見をしっかりと述べ、尊敬されるような人物を目指しましょう。そうすれば、幹部となった時、あなたについていく人が増え、仕事のスピードもあがり、会社を活性化させられるでしょう。

幹部候補採用の仕事内容と給与待遇を比較しよう

一般社員に比べて幹部候補採用の給与待遇は大きく変化します。しかし、待遇の変化にで喜んでいるだけではダメなのです。給与が一般社員と比べて50％の変化があったとしても、仕事の量や責任が2倍3倍に変化したうえでの待遇ならば、ずっと仕事を続けられるわけがありませんよね。

健康を阻害し、仕事を続けられないケースもあるでしょう。高給待遇だったとしても、リタイアしてしまえば、トータルでは少ない給与になるのです。給与待遇が良かったとしても仕事内容はしっかりと調べましょう。

幹部候補採用になると給与の発生しないサービス残業が増える可能性がある

幹部候補採用は、経営者視点での仕事を求められます。社員であれば、勤務時間職場に滞在していれば、給与がもらえるわけです。失敗しても、職場の上司が責任を取ってくれますが、幹部候補採用では責任がのしかかってくるでしょう。

職場の部下をフォローしたり、幹部ならではの仕事で必要以上に職場滞在時間が増えてしまう可能性もあるのです。この場合、サービス残業という待遇になってしまう場合が会社によってあります。残業がどのような扱い、待遇になるか注意して調べましょう。

幹部候補採用される前に会社のビジョンや社風を調べておこう

幹部候補になる人は能力が高く、採用されて頭角を現すのも得意です。仕事に関しては、すぐに馴染めるでしょう。

しかし、幹部候補採用の人は転職したい欲求にかられる場合もしばしあります。これは、会社のビジョンや方向性と社風を共有できていないために、気持ちの変化が生まれるようです。幹部として大成するには、入社前に会社のビジョンや社風を理解しておきましょう。

ビジョンと社風が合う会社で協調性をもち働く事で能力が活かせる

幹部候補採用という言葉に甘んじることなく働き続けるには、企業の本質である方向性やビジョンを共有しましょう。幹部候補を期待されるのは、優秀な人材であるのに間違いはありません。職場の現状に満足しない、何か次を目指したいという欲求も人一倍強いはずです。

ですが、職場での協調性に欠けていたり、会社の方向性と会わなかったりしては、せっかく持っている特質も活かせる場がありません。協調性をもって仕事に臨んでみましょう。

幹部候補採用を受ける前に会社の社風や職場での仕事内容を事前に調べるべき

幹部候補採用の場合でも、決して偉ぶってはいけません。仕事が行いにくくなるうえ、仕事の失敗に繋がってしまいます。職場での失敗のレベルによっては、幹部候補の道も閉ざされてしまうので注意が必要です。幹部候補採用は給与待遇に大きな変化がありますが、会社によっては仕事と見合っておらず、サービス残業が多くなる場合もあるので気を付けてください。

また、幹部候補採用される前に会社のビジョンと社風を調べておくのをお勧めします。どれだけ能力があろうと、そこがマッチしなければ、チカラを活かせません。待遇変化と会社の社風や仕事量を比較して、幹部候補採用の返事を会社にするようにしましょう。