暑中見舞いの返信マナーと使える例文2つ

2017年7月3日暑中見舞い

暑中見舞いの返信マナー

こちらから送っていない人や会社から暑中見舞いが届くこともあるでしょう。その際に最も大事なポイントは、すみやかに返信することです。

相手と同じ方法で返信!

相手と同じ方法で返信する」というのも守るべきマナーです。つまり、暑中見舞いのハガキが届いたら、メールではなくハガキで返信し、メールによる暑中見舞いならメールで返信することになります。

返信前に「暑中見舞い」か「残暑見舞い」かを確認

また「暑中見舞いにするか、残暑見舞いにするか」決めることも大切です。「暑中見舞いの返信は、当然暑中見舞いなのでは?」と思うかもしれません。実は、そうとも限らないのです。

立秋(8月7日ごろ)の前日までは「暑中見舞い」立秋以後はどんなに暑くても「残暑見舞い」にするのが、一般的な常識です。

暑中見舞いの返信に使える内容の例文2つ

上記のマナーに則って返信をする際の例文を、2種類紹介します。まずは、二十四節気の「立秋」の前日までに「暑中見舞い」として送る場合の例文です。ぜひ例文を参考にしてみてください。

例文①:暑中見舞いの返信内容

暑中お見舞い申し上げます

このたびはご丁寧なるお見舞い状をお送りいただきまして、誠にありがとうございました。

例年以上の酷暑、いかがおすごしかと案じておりましたが、お変わりなく、お元気でお過ごしとのこと、大慶に存じます。

おかげさまで私も、毎日つつがなく過ごしております。

暑さはなおしばらく続くようでございます。

○○様におかれましては、くれぐれもご自愛ないさいますよう、御礼かたがた、暑中のお見舞いまで。

※最初の一行「暑中お見舞い申し上げます」は、以下の文よりも一回り大きく書き、「句点」をつけないのが常識です。年賀状の「明けましておめでとうございます」の書き方と同じと考えればいいでしょう。

例文②:残暑見舞いの返信内容

次は、立秋以後に返信をする際の例文です。

暑中見舞いの返信例文②

残暑お見舞い申し上げます

暑中のお見舞いを頂戴し、誠にありがとうございました。お元気でご活躍のご様子、なによりでございます。

暦の上では、早くも秋。朝夕の風にその気配を感じるようになってまいりましたが、日中の炎天は相変わらずです。

御身くれぐれも大切になさってください。取り急ぎ、御礼ならびにお見舞いまで。

※残暑見舞いでは「まだまだ暑いですね」という内容に、少しでも秋めいたニュアンスを加味すると情感がでます。

まとめ

以上、ビジネスシーンにおける暑中見舞いについて、先方から先に受け取った場合の返信のマナーを、2種類の例文とともに紹介しました。

押さえておくべきマナーのポイントは「一刻も早く返信する」、「暑中見舞いか残暑見舞いかを立秋をもとに間違いなく判断する」の2点になります。ここではハガキで返信するケースの例文を紹介しましたが、メールの場合もほぼ同じ内容と考えてかまいません。

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2017年7月3日ビジネス

Posted by BiZPARK