ブックレポートで読んだ本の内容が伝わる書き方

2016年11月29日2020年3月31日ブックレポート

ブックレポートは読書レポートとも呼ばれる

ブックレポートは、指導者によって指定された本や論文などを読み、その内容についてまとめるレポートです。ブックレポートは、こういった内容であるため読書レポートとも呼ばれます。また、書き方は内容をまとめるだけではなく、内容に対しての意見や感想を求められることもあります。ブックレポートの内容から、物事の受け止め方を観察するという狙いがあります。

書き方は指示される内容に従う

ブックレポートの書式は、予め指導者によって指定されます。書式を守った書き方にしなければ評価が下がることになるので注意が必要です。表紙には、氏名と所属、学年といった著者の情報を書きましょう。また、題材にする本や論文の著者名、書名、出版社名、出版年を入れた書き方にします。こういった部分も評価の対象なので、確実に押さえておきましょう。

ブックレポートの要約に感想は含めてはいけない

ブックレポートで、本や論文の内容を客観的に要約する部分において、自分の感想を含めてはいけません。また、全体を通して要約するのではなく、章ごとに分けるなど読みやすさを考慮して書くことが大切です。また、要約の方法は様々ですが、これも指導者の指示に従って進めましょう。卒業論文と同じレベルを求められることもあるので、指示に従って進めなければ受け取ってもらえないこともあります。

著者の主張に対する一般的な見方をした書き方に

ブックレポートには、著者の主張に対して、一般的にはどのように見られているのかを書きましょう。また、その主張や論証に関して、世間で既に行われているのであれば、比較してみると良いでしょう。また、社会に与える影響や、題材となる本がなぜ有名になったのかなど、本が製作された背景についても調べて、ブックレポートに書くことが大切です。

ブックレポートの後半に自分の意見を書こう

ブックレポートでまとめた内容に対する自分の意見や解釈などを書きましょう。また、指導者によっては、感想のみで良いとする場合もあれば、より論理的な内容にするように求められるなど指定は様々です。ここでは、自分の意見を文章にしてまとめる能力を見られています。まとめるのは得意でも、自分の意見をまとめるのは苦手という人は多いので、予め練習しておきましょう。

引用した参考文献を含めた書き方に

ブックレポートで、他の本や論文から文章を引用しているのであれば、必ず参考文献について最後に乗せる書き方にしましょう。本の著者名、署名、出版社名、初版日などを書くことが一般的です。これに関しても書き方は様々なので、指導者の指示に従いましょう。参考文献について書かずに引用した場合、盗用だと判断されることもあるので注意が必要です。

ブックレポートは本や論文の要約や意見など書式を守った書き方に

ブックレポートには、題材となる本や論文の要約や、それに対する自分の意見などを載せた書き方にしましょう。ブックレポートの書式は指導者に指示されたものを守ることが大切です。また、それぞれの部分で何が求められているのかを考えつつ、高い評価を得られるものを作成しましょう。参考文献は必ず書いて、盗用だと判断されて評価を下げないように注意が必要です。本や論文の良さが伝わる書き方にしましょう。