職場を退職する際に覚えておきたい心得3つ

2016年12月27日2020年3月31日退職

退職する際の心得①：意思表示したら曲げない

まず1つ目の心得として、退職の意志表示をしたらどんなに止められても曲げないことが大切です。引き留められるのは、大変ありがたいですし嬉しいはずですが、「退職する」と意志表示をしたのに止められて退職するのをやめるというのでは、会社の人から「それまでの人なのか」「意思が弱い人だな」と思われてしまうかもしれません。意思表示をしたら、曲げないようにしましょう。

意思表示する時期やタイミングは考える

ただ、会社がどうしても忙しくなる繁忙期などに、退職の意志表示をするのは避けた方がいいかもしれません。人手が足りなくなると、どうしても引き留められてしまう可能性が高くなります。ですから、退職の意志表示をするタイミングはしっかり考えておこなうようにしましょう。

退職する際の心得②：引継をしっかりする

退職する際の心得として、引継の徹底も挙げられます。退職したら、自分がしていた仕事を誰かが代わりにしてくれるケースが多いでしょう。それまでの取引先とのやりとりや進捗状況など、引き継いだ人が困ることのないようにしておくのが大切です。また、退職前に有給休暇を取得する場合は特に気をつけて引継をするようにしてください。

必要があれば取引先の名刺や連絡先も渡しておく

そして引継の際、必要があれば取引先などの名刺や連絡先も渡しておくとよいでしょう。そうすれば、自分が退職した後もスムーズに仕事が回るはずです。後から誰が見ても分かるように、引継の内容とともに取引相手の連絡先などを書面に残しておくとよいですよ。ただ、個人情報にあたるため、取り扱いは慎重におこなわなければなりません。

退職する際の心得③：挨拶回りを必ずする

退職する際の心得として最後に紹介するのは、挨拶回りを必ずするというものです。在籍した年数などに関わらず、挨拶回りは必ずした方がよいでしょう。それまでお世話になった上司や同僚には、特に丁寧に挨拶をして、後腐れなく退職できるようにしておくのがポイントといえます。そうすれば、退職の際に笑顔で見送って貰えるはずです。

送別会をしてくれる場合は挨拶の言葉を考えておこう

退職の際に一言お願いされるケースは多いため、挨拶の言葉を考えておく必要があります。また、送別会を別途おこなってくれる会社も珍しくありませんので、そこでの言葉も考えておきましょう。それまでの経験を語るのもよいですし、ウケを狙った話をして盛り上げるのもよいです。そうすることで、よりよい円満退職に繋がるでしょう。

退職する際の心得は「意思を曲げない」「引継の徹底」「挨拶回り」の3つ

いかがでしたか？退職する際の心得について見てきました。退職する際は、「意思を曲げない」「引継の徹底」「挨拶回り」の3つを心得ておきましょう。退職してからも、することは山のようにありますが、立つ鳥跡を濁さずということわざにもあるように、お世話になった会社はできるだけ円満に退職して、次の職場に繋げられるようにするのがベストです。よりよい退職ができるよう、これらのことを心得ておいてください。