前職・現職の経験を活かす!魅力的な志望動機の書き方【例文あり】
志望動機は転職をポジティブな印象にするのがコツ
転職回数が多いのは不利に働くかもしれませんが、過去を変えることもできません。思い切って開き直り、前向きな気持ちが伝わる志望動機を書く必要がありますので、今後応募先で実現したいものに目を向けて積極的に経験を活かすことを考えてみましょう。
また、同じ業種や職種での転職であっても、会社によって業務内容、扱う商品や製品は異なる点に注目してみてください。1、2社勤務だけの経験では得らない、深い経験と知識をアピールできます。
前職・現職の非難は評価を大きく下げるので避ける
NGなのは前職や現職非難です。
「前職では残業が多く~」
「現職の人間関係が~」
上記のような前職・現職の非難は、評価を大きく下げてしまいますので、退職の理由や志望動機には書かないようにしましょう。前職や現職の悪いところを払拭するための転職だと思われてしまうと、不利になってしまいます。
複数の転職歴があるなら志望動機で好奇心をアピール
複数の転職歴があると、どうしても尻込みしてしまいますよね。しかし、複数の業界・業種への転職がある場合は、好奇心が旺盛で関心や興味の幅が広く、幅広い経験と知識による複合的な見方をアピールができます。
また、幅広い経験・知識・関心によって、他人が持っていない異なった視点でものを見ることができるのではないでしょうか。
経験を活かすための行動を具体的に書く
注意しなければならないのは、幅広い経験、知識、スキルのアピールだけで終わらないことです。応募先の業務でどのように経験を活かすのか、貢献したいのかまで書かなければ「志望動機」にはなりません。
転職回数の多さや前職・現職の退職理由にに後ろめたさを感じていると、自信のなさが文章に表れてしまいます。経験を活かすための行動などは、自信を持って書きましょう。「○○という業務で、今まで身に付けてきたマナーやスキルなどの経験を活かすことができると考えています」というような、ポジティブな内容にするのがコツです。
前職や現職の経験を活かす志望動機の例文2つ
では、前職や現職の経験を活かす志望動機の例文を見ていきましょう。ここでは「複数の転職があった場合」と、「前職と志望先の職種が違う場合」の例文をご紹介します。志望動機として実際に使っても大丈夫ですが、何かアレンジを加えてオリジナリティあふれるものにする方が、印象は良くなるはずですよ。
例文①:複数の転職があるケース
まずは、複数の転職があるケースです。
「私はこれまでに6回の転職を繰り返し、多くの業種・職種を経験してきました。しかし、営業や商品企画、接客など複数の仕事にかかわったことによって、1、2社勤務だけの経験では得ることができない複合的な視点を養うことができ、顧客のニーズに応えながらも、売り上げを伸ばすスキルを身に付けられました。全国への新規店舗展開を目指す貴社でなら、これまでの経験を活かすことができると考え、貢献していきたいと思い応募致しました。」
例文②:前職と志望先の職種が違うケース
次に、前職と志望先の職種が違うケースの例文です。
「前職では、事務をしていました。淡々と仕事をこなすだけでなく、どうしたら効率がよくなるかなどを考えながら行動していました。未経験の業界ではありますが、○○という仕事がしたい気持ちを諦めきれず、応募した次第です。事務職で培った周りを見る力や考える力は、貴社でも存分に活かせると考えています。一刻も早く即戦力になれるよう努力しますので、よろしくお願いします。」
志望動機で前職や現職の経験を活かすならポジティブに!例文を参考に魅力的に仕上げよう
前職や現職の経験を活かすことで魅力的な志望動機にするための書き方について見てきました。いかがでしたか?転職回数が多いのをポジティブな印象にするためには、多くの業種・職種を経験してきたからこそ、身に付けられたスキル・知識などをアピールしましょう。
そして、それらのスキルや経験を活かすために、どう貢献していくのかを具体的に書くのが大事です。前職や現職非難は決して書かず、あくまでも経験を活かすことを考えましょう。
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